commonは2月3日、自動車販売在庫管理SaaS「Nigoori(ニグーリ)」において、SAP、Salesforce、Microsoft Dynamics 365などの大規模基幹・業務システムとのAPI連携機能の提供を開始したと発表した。
本連携により、ユーザーは現在利用している業務システム上で、販売・在庫データの可視化・分析、さらに自動車業界特化AIによる分析・予測・調査支援を実行できるようになる。
自動車流通業界では、すでにSAPやSalesforce、Microsoft Dynamics 365といった大規模システムが構築されているケースがある。一方で、在庫・販売データの分析が十分にできていない、AIを活用した需要予測や調査に手が回らない、新ツール導入時の現場定着に時間がかかるといった課題が顕在化している。
「Nigoori」は、こうした課題に対し、「システムを入れ替えずに分析機能・AIを使える」というアプローチで解決策を提供する。
「Nigoori」の主な機能は、販売車両の販売・在庫情報のデータベース化、販売・在庫情報の分析チャート作成、自動車業界特化AIによる分析・予測・調査支援となっている。AIは販売・在庫情報、市場情報、RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、販売予測、在庫最適化の示唆、市場動向の調査、リードタイムの異常検知をスピーディに実行する。
導入企業が得られる3つの大きなメリットは、業務システムを変えずに導入可能、現場に定着しやすい、AI活用による意思決定の高度化となる。現在利用しているSAP、Salesforce、Microsoft Dynamics 365内で「Nigoori」を利用できるため、新たなツール導入による業務混乱がない。使い慣れた画面・操作環境のまま利用できるため、従業員教育コストを抑えつつ、スムーズな活用が可能だ。AIによる分析・予測・調査支援により、経験や勘に頼らないデータドリブンな販売・在庫戦略を実現する。
自動車販売・流通業で在庫管理・販売分析を高度化したい、既存の基幹システムを活かしたままAI活用を進めたい、データ分析・市場調査にかかる工数を削減したい、販売・在庫情報のデータベース化を加速させたい企業向けという。




