第一生命、京田辺の大型物流施設に投資…パナソニック9拠点を集約

京都府京田辺市の物流施設「ロジスクエア京田辺A」
京都府京田辺市の物流施設「ロジスクエア京田辺A」全 1 枚

第一生命保険は、シーアールイーの連結子会社であるストラテジック・パートナーズがアセットマネジメント業務を行う不動産ファンドを通じて、シーアールイーが開発したロジスクエア京田辺Aに対して投資を実行した。総額約148億円の不動産エクイティ投資となる。

国内の物流業界では、物流ニーズの高まりの中で物流施設の供給も進む一方、拠点が分散していることによるオペレーションやコスト等の非効率性、既存施設の老朽化等といった潜在的な課題が存在する。こうした課題の解消に向けて、業務効率化やBCP強化の観点から、最新鋭の大型物流拠点への集約が業界全体で加速しており、その受け皿となる高機能物流施設への需要は、今後も引き続き高まっていくと考えられている。

本施設は京都府南部の京田辺市に位置しており、人口集積地である大阪北摂エリアや京都中心部へのアクセスが良好であることに加え、新名神高速道路、京奈和自動車道、第二京阪道路の3つの広域道路のインターチェンジ・ジャンクションにも近く、関西全域に加え遠方地域への配送を可能とする物流施設として優れた立地に所在している。

また、本施設は地上4階建て、延べ面積約15.6万平方メートルの大型物流施設で、2から4階に大型車両が直接乗り入れることを可能とするランプウェイを4基設置しているほか、トラックへの荷物の積み込み・積み下ろしを行うトラックバースを各階の両面に設け、200台以上の同時作業を可能とするなど、配送業務の大幅な効率向上を実現する。

本施設を利用するテナントの一社として、パナソニックオペレーショナルエクセレンスが関西エリアに点在していたパナソニックグループの9つの物流拠点を本施設に集約統合するかたちで、同エリアにおける中核的なグループ共用倉庫として活用している。

顧客の保険料をもとに資産運用を行う第一生命は、不動産投資領域においても長期・安定的な収益獲得を実現する強固なポートフォリオを実現すべく、優良な投資機会の獲得や、投資対象資産の用途分散に取り組んできた。今後もEコマース市場の成長等を背景に、高機能物流施設への需要は高まっていくものと考えており、引き続きこれまで培ってきた不動産投資の知見を活かし、物件の立地やスペックを十分に評価したうえで物流施設への投資を行うことで、投資収益の確保と物流業界が抱える課題解決の両立に取り組んでいく。

シーアールイーは、事業ビジョン「日本、アジア、そして世界の物流不動産リーディングカンパニー」を掲げ、物流施設に特化した不動産の開発・管理・運用等の事業を行っている。現在、自社開発による物流施設ブランド「ロジスクエア」を中心に、36物件、延べ面積約137万平方メートル(約41万坪)の物流施設開発実績を有している。独自に構築してきた多様なテナント企業とのリレーションシップにより、テナントの個別ニーズを的確に捉えて反映するだけではなく、機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設を開発し、継続的に提供していく。

《森脇稔》

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