andモビリティは2月5日、保険代理店およびファイナンシャルプランナー(FP)向けの総合サポートキット「モビリティキット」の展開を本格化すると発表した。
クルマは人生設計に関わるテーマであり、保険や資産形成、ライフプラン提案との親和性が高いと位置づける。
現場では「ディーラー等への顧客流出」「新規顧客開拓の難しさ」「既存顧客との接点不足」といった課題が顕在化している。同社はこれまでクルマを切り口とした提案支援を提供し、前身サービスは保険代理店・FP事務所を中心に全国累計1400店舗以上で導入された。フィードバックを重ねた結果、「提案の幅が広がった」「顧客との継続的な接点を持てるようになった」との評価が寄せられている。
今回の「モビリティキット」は、実績と知見を踏まえて内容と仕組みを再構築した完成版で、パートナーが自然かつ継続的にクルマ起点の付加価値提案を行えることを狙う。単なるツール提供にとどまらず、パートナーの価値向上と顧客満足度の最大化を支援するとしている。
現場での主な活用事例は3つある。第一に、クルマの購入費を資産形成へ誘導する提案だ。生涯4000万円とも言われるクルマのコストを削減し、最適な持ち方を設計。抑えたコストを運用へ回す導線を用意し、長期フォローにつなげる。第二に、ディーラーへの顧客流出防止だ。買い替え予定の情報を事前に把握し、同社サービスで即日対応することで他社保険へのアプローチを遮断し、既存契約を守りつつクロージングへつなげる。第三に、法人税対策だ。保険商品では対応しきれない経営課題に対し、中古車活用によるコスト削減やタックスコントロールを提案する。
提供するサービスは、オートリース、オートローン、新車・中古車販売、車両買取、車両管理サービスまでを網羅。訴求ツールとして、生涯クルマコストの削減を伝える「マネモビ」や、月額を抑えて保険・運用へつなげる「クルマの自販機」などのランディングページを用意し、視覚的な提案を支援する。連携は専用の公式ライン等を通じて行い、外出先からの相談や進捗確認、販促ツールの取り出しが可能とする。
提携の仕組みはシンプルで、パートナーは顧客を紹介するだけでよい。その後のコンサルティング、見積もり、契約締結、アフターフォローまで同社の専門スタッフが一括対応する。
同社は「人とクルマを心で結ぶモビリティサービスを展開する」を企業理念に掲げ、トータルモビリティサービスを通じて提携パートナーの価値向上に貢献する、としている。




