日本ガイシは、ドイツのDeutsche KNM社の全株式を取得する契約を解除したと発表した。
Deutsche KNM社は、熱交換器や膜装置などの製造・販売を行うBorsig社の持株会社。日本ガイシは2025年2月27日に同社の子会社化を発表していた。
契約解除の理由は、株式取得実行の前提条件が満たされなかったため。契約相手のKNM Process Systems社の親会社であるKNM Group Berhadが、マレーシア証券取引所に上場していたが、是正計画に対する同取引所の承認を得ることができなかった。
その結果、KNM Group Berhadは取引所規則に従い、2025年11月5日に上場廃止となった。これにより、株式取得実行の前提条件が満たされないこととなり、実行期限である2025年11月26日までに取得が実行されない解除事由が生じた。
日本ガイシはKNM Process Systems社と協議を重ね、前提条件を放棄して株式取得を実行する可能性も含めて検討したが、諸般の事情を考慮し、株式取得を実行せず契約を解除することを決定した。
同社の2026年3月期通期の連結業績予想には本株式取得に係る影響は織り込んでいないため、今回の契約解除による業績予想への影響はないとしている。




