日立建機、13トンクラスのバッテリー駆動式ショベルを環境省事業で試行運用…カーボンニュートラル施工の普及促進へ

可搬式充電設備 「Go-ENE」とバッテリー駆動式ショベル ZE135
可搬式充電設備 「Go-ENE」とバッテリー駆動式ショベル ZE135全 1 枚

日立建機は、環境省が実施するジャパン マリンユナイテッド呉事業所新宮地区(広島県呉市)での民間事業所内工事における試行工事に参画し、13トンクラスのバッテリー駆動式ショベルZE135と可搬式充電設備「Go-ENE」をレンタル提供した。

試行工事では、日立建機が現在開発中のエネルギーマネジメントシステムを用いて、施工現場におけるバッテリー駆動式ショベルの充電管理の効率化を検証する。このシステムは、バッテリー駆動式ショベルのバッテリー残量を予測し、最適な充電運用を支援するものだ。

さらに、施工現場は敷地が広く、バッテリー駆動式ショベルの移動距離が長いことから、こうした条件下におけるバッテリー駆動式ショベルの有効性も確認する。

日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル」宣言を表明している。この目標達成に向けて「GX実現に向けた基本方針」が策定され、建設施工の分野においても脱炭素化が推進されている。試行工事により、さらなるバッテリー駆動式ショベルの普及・促進を図ることを目的としている。

試行工事は2026年1月29日から2月18日まで実施され、ジャパン マリンユナイテッド呉事業所新宮地区で行われる。発注者はジャパン マリンユナイテッド、受注者は花谷建設だ。

使用機材は、バッテリー駆動式ショベルZE135(0.52立方メートルクラス)と、九州電力と日立建機が共同開発した可搬式充電設備「Go-ENE」。作業内容は、移動建屋の解体後の基礎工事、土砂掘削・搬出作業を実施する。

日立建機グループは、今後も環境省や関係各所と連携しながら、カーボンニュートラル施工の普及・促進に貢献していく。

《森脇稔》

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