GOドライブは、業務用車両における点呼・アルコールチェック・日報作成をスマートフォンアプリで簡単にできる「GO運転管理」が、業務前自動点呼の認定を取得したと発表した。
運送業界では2024年問題として知られる働き方改革関連法の適用に伴い、ドライバーの労働時間管理の徹底が求められる一方で、深刻な労働力不足への対応が急務となっている。特に点呼業務は安全運行の要である一方、早朝や深夜を含む運用体制が必要であり、運行管理者の確保やその業務負担の重さが課題となってきた。
こうした背景から、国土交通省は運行管理者の立ち会いを不要とする自動点呼の対象を、2025年4月より従来の業務後から業務前へと拡大し、ICT活用による安全確保と業務効率化の両立を推進している。
遠隔・自動点呼は対面点呼と比べ、点呼を受けられる場所の自由度向上、運行管理者等の長時間労働の軽減、点呼の正確性向上、記録簿の正確性向上や作成時間の削減などのメリットがある。
GOドライブは、契約車両10万台を突破した次世代AIドライブレコーダーサービス「DRIVE CHART」を展開し、テクノロジーの力で交通課題の解決に取り組んできた。今回、GO運転管理が業務前自動点呼の認定を取得したことで、点呼管理者の配置が困難な時間帯でも、法令を遵守した厳格な安全確認をシステム上で効率的に実施することが可能となる。
これにより、管理者の拘束時間短縮や配置の最適化が実現し、業界全体の課題である労働環境の改善に加え、点呼の正確性向上による運行の安全性確保にも直結するソリューションを提供する。
GO運転管理は、今回の認定取得により、すでに実装済みの業務後自動点呼に加え業務前自動点呼にも対応し、点呼業務のDX化を推進する。コストの低さと運用の利便性の両面を兼ね備え、事業者の自動点呼のスムーズな導入をサポートする。まずは、貨物軽を含む運送事業者向け機能として、業務前自動点呼機能を公開する。
必要な機器費用を2万円台に抑え、低コストを実現する点が大きな特徴だ。多くの自動点呼システムが数十万円単位の専用機器投資を必要とする中、GO運転管理は汎用的な機器を組み合わせることで、必要な機器費用を最低2万円台に抑えており、低コストでの導入が可能となる。具体的には、アルコールチェッカーが1万4000円から、体温計が2500円、血圧計が1万円となっている。
また、自動点呼の運用にあたっては、点呼の確認事項に異常があった場合や自動点呼の実施が困難となった場合など、非常時に備えた体制整備が求められている。GO運転管理では、遠隔点呼への切り替えがアプリ内でスムーズに可能で、自動車内など管理者と離れた場所での実施の際も安心だ。スムーズな自動点呼遂行により、運行スケジュールの遅れや停止リスクを最小限に抑える。
今後の展望として、今回の認定取得を通じて、物流・交通インフラはもちろんのこと、社用車を持つ全ての事業者の生産性向上に寄与していく。今後も、あらゆる管理業務の正確性向上と効率化を推進するとともに、現場のニーズに応える機能拡充を続け、全ての利用者の満足度向上に貢献していくとしている。




