イタリアの名門“ギア”が手がけた、英フォードのセダン『コルチナ』【懐かしのカーカタログ】

フォード・コルチナ 当時のカタログ
フォード・コルチナ 当時のカタログ全 9 枚

車名の『コルチナ(CORTINA)』は、1956年、冬季オリンピック開催の、イタリアのコルチナダンペッツォに由来。イギリス・フォードが1962年から生産していたのが同車だった。

【画像】フォード・コルチナ 当時のカタログ

写真のカタログは“MK5”と呼ばれた同車の最終型が日本市場に導入された時のもの(1979~80年と思われる)。表紙には「FORD CORTINA 2.0 Ghia 4door」とあり、この1グレードの導入だった。


            フォード・コルチナ 当時のカタログ          フォード・コルチナ 当時のカタログ

カタログにも記されているが、イタリアの名門コーチビルダーだったギアのデザインスタジオがスタイリングを手がけたものだった。

巻末の諸元表によれば、搭載エンジンは水冷4サイクル直列4気筒縦置、1991cc、シングルキャブで82ps/13.9kgm、3速ATが組み合わせ。“日本仕様エンジン”との表記もある。


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全長4320mm×全幅1695mm×全高1375mm、ホイールベース2585mmとなっている。メカニズムでは“乗車人員に応じて働くバリアブルレートスプリング”を始め“アンティロールバー”“サーボ付きフロントブレーキ”“185/70 SR13偏平ラジアルタイヤ”“フロントエアダムスカート”といった記述も。

実車は右ハンドルで“カークーラー”“カセット付きFM/AMラジオ(パワーアンテナ付き)”“リモートコントロール式ドアサイドミラー”“オートトランクオープナー”などを標準装備。


            フォード・コルチナ 当時のカタログ          フォード・コルチナ 当時のカタログ

前後、側面の衝撃に強いボディ構造は“セコンダリー安全機能”として紹介されている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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