日産自動車は、シリア市場への復帰を発表した。ラカー・グループ傘下のアル・ラカー・トレーディング社を独占販売代理店として、長年のパートナーシップを再開する。
この発表は、日産の地域成長戦略における重要な節目となり、シリアで組織的かつ持続可能な事業展開を再構築する同社の決意を示すものという。
発表は、ドバイにある日産の中東本部で開催された調印式で行われた。日産のアフリカ・中東・インド・欧州・オセアニア地域担当会長マッシミリアーノ・メッシーナ氏、中東・サウジアラビア・CIS・インド地域担当副社長兼プレジデントのティエリー・サバー氏、アル・ラカー・トレーディング社CEOのオマール・シャラー氏ら両組織の幹部が出席した。
日産自動車が長年のパートナーのアル・ラカー・トレーディング社とシリア事業再開を発表
新たなパートナーシップのもと、日産は段階的なアプローチで施設を再構築し、2026年半ばまでに車両販売を開始する計画だ。初期段階ではダマスカスでの事業確立に注力し、その後の拡大は市場状況と事業準備状況に応じて段階的に評価される。すべての施設は、日産のグローバル基準である日産リテールコンセプトに従って開発され、シリアの顧客に一貫した顧客中心の販売・所有体験を提供する。
日産とアル・ラカー・トレーディング社の関係は2006年に遡る。2011年に商業活動が一時停止されるまでに、このパートナーシップはダマスカスの旗艦3S施設を含む全国的な販売・アフターサービスネットワークを確立していた。活動停止中も、アル・ラカー・トレーディング社は重要なアフターサービスサポートを継続し、同国の日産顧客と日産ブランドへの長期的なコミットメントを維持してきた。
アル・ラカー・トレーディング社とともに、日産は地域の進化するニーズに合わせたモビリティソリューションと一貫した所有体験の提供を目指す。販売開始に伴い、日産は『パトロール』、『エクストレイル』、『エクステラ』、『マグナイト』、『アーバン』など、顧客ニーズに合わせた幅広い製品ラインナップを投入する計画。詳細は市場投入時期が近づいた時点で公表される。




