ジェネシス初の極限オフロード車「X スコルピオ」、サソリに着想の新デザイン…1100馬力V8搭載

ジェネシス X スコルピオ コンセプト
ジェネシス X スコルピオ コンセプト全 7 枚

ヒョンデの高級車ブランドのジェネシスは、オフロードSUVコンセプト『X スコルピオ コンセプト』をアラブ首長国連邦で初公開した。砂漠などの過酷な地形を走破するために設計されたこの車両は、ジェネシス初の極限オフロード車となる。

【画像】ジェネシス X スコルピオ コンセプト


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X スコルピオ コンセプトは、黒いサソリからインスピレーションを得て開発された。サソリは過酷な環境でも生き抜く強靭さで知られており、その特性が車両デザインに反映されている。車名の「スコルピオ」もサソリに由来する。

外観デザインは、サソリの特徴的な尾の曲線を取り入れた緊張感のあるフォルムが特徴だ。分節された装甲のようなパネルは、サソリの外骨格を連想させるだけでなく、極限環境での迅速な修理を可能にする実用性も備えている。ジェネシスのシグネチャーである「ツーライン」デザインは、前後のランプに巧みに組み込まれ、完全に機能する照明として力強さと自信を象徴している。


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インテリアは、従来のトロフィートラックの簡素な実用性を大きく超える、オフロードセグメントにおける新しいラグジュアリーを提案している。ドライバーの性能と乗員の快適性を重視した設計で、人間工学に基づいたシート、直感的な操作系、空調システムを装備し、ドライバーの疲労を軽減する。

メータークラスターはステアリングホイールに組み込まれ、ドライバーは前方の景色から目を離すことなく情報を確認できる。スライド式ディスプレイは、単独走行時とコパイロット同乗時で位置を変更可能だ。安全グリップハンドルは激しい動きの際の安定性を確保し、高度なコミュニケーションシステムは遠隔地でもシームレスな連携を実現する。

カラーパレットと素材は、黒いサソリの大胆な本質を捉えるよう慎重に選ばれた。外装は鮮やかな青の色合いを含む深い黒をベースとし、日光の下で生き生きとした視覚効果を生み出す。内装素材はサソリの真剣で攻撃的な性質を反映している。最先端のレーザーカット技術で作られた複雑なグラデーションパターンを持つ高級スエードと、サソリの分節された脚からインスピレーションを得たユニークなステッチを施したレザーを組み合わせた。

パワートレインは、1115PS(1100馬力)と117.6kgm(850ポンドフィート)のトルクを発生する高性能V8エンジンを搭載している。18インチのビードロックホイールとカスタム40インチオフロードタイヤを装備し、険しい地形での優れたグリップと耐久性を提供する。ブレンボ・モータースポーツ・ブレーキも装備され、強化された制動力と最適な応答性を確保している。

大きなアプローチアングルとデパーチャーアングル、短いホイールベース、高いブレークオーバーアングルを備え、極端な最低地上高を持つ精密に調整されたサスペンションにより、最も険しい地形でも車両の完全性を損なうことなく走破できる。高いクリアランスのフェンダー、耐久性のあるスキッドプレート、精密に設計されたコンポーネントが連携して、車両がスタックしたり損傷したりするのを防ぐ。

X スコルピオ コンセプトは、中東の自動車文化とライフスタイルに合わせて設計されている。この地域では、高速で走行しながらジャンプを繰り返すオフロードレースやレクリエーション走行が人気の娯楽だ。広大な砂漠環境で、この車両は砂丘を駆け上がり、砂の上をサーフィンするように走る能力を発揮する。空力最適化されたデザインは抗力を最小限に抑えながら安定性を最大化し、地上でも空中でも車両を安定させる。

安全性はX スコルピオ コンセプトの設計の基礎となっている。ジェネシスは、統合ロールケージ、4点式ハーネスシステム、強化された構造部品などの重要な安全機能を組み込み、ドライバーと乗員の最大限の保護を確保している。さらに、車両はファイバーグラス、カーボンファイバー、ケブラーの革新的な組み合わせで構築され、耐久性と軽量化のバランスを追求している。

《森脇稔》

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