日本通運を擁するNXグループは、子会社のNX南アジア・オセアニアを通じて、パキスタンで主に国内ロジスティクスを手がける物流会社TCSロジスティクス(TCSL社)の少数持分を取得したと発表した。
NXグループは、グローバル市場での事業成長の加速に向けて、顧客のサプライチェーン全体をカバーするEnd to Endソリューションの提供を重要戦略の一つに位置付けている。特に南アジアおよび周辺地域でのグローバルロジスティクス機能強化に重点的に取り組んでいる。
TCSグループは1983年に創設され、パキスタン・カラチを本拠地とするパキスタン国内最大級の物流企業グループだ。グループ傘下のTCSL社は、パキスタン全土に広がる物流事業基盤を有し、陸上輸送や倉庫配送、カラチ港を起点に中央アジアと接続する国際陸路輸送などを取り扱っている。
パキスタンは2億人を超える人口と豊富な若年層を有しており、今後の経済成長が期待されている。
今回の取引により、TCSL社の持つ国内物流ネットワークと顧客基盤を活用し、今後の内需拡大が見込まれるパキスタンにおいてロジスティクス事業を強化する。またパキスタンを起点とする中央アジアへのトレードレーンの強化にも取り組むことで、新たなロジスティクスサービスの開発やニーズの発掘に取り組む。
TCSL社との協働により、成長機会の早期実現を目指すことで、NXグループの顧客のサプライチェーンをより強力にサポートしていく。
TCSL社は25拠点の倉庫を持ち、倉庫面積は約14万平方メートル、保有車両は322台。陸上輸送、倉庫配送、陸路国境輸送、フォワーディング、梱包事業などを手掛けている。




