下請け脱却の宅配実現へ、ラストワンマイル協同組合が首都圏で配送パートナー募集

ラストワンマイル協同組合
ラストワンマイル協同組合全 1 枚

ラストワンマイル協同組合は、平均支払い配送単価245円~309円を実現する宅配事業モデルのもと、EC宅配事業の拡大に伴い、首都圏を中心とした新規組合員および賛助会員の追加募集を開始した。

賛助会員については、初期投資を抑えた形での参画が可能となっている。

現在、日本の宅配業界は、大手配送会社を頂点とした下請け・孫請け構造が常態化し、中小運送事業者の収益性や事業継続性が大きな課題となっている。同組合は、こうした構造から脱却し、下請け構造に依存しない「直接契約型」宅配モデルを確立することで、中小運送会社が主体的に事業を成長させられる環境を構築してきた。

同組合は、関東一都六県をはじめ、中京、近畿、東北、九州エリアの中小運送会社で構成され、国内大手の生活用品・家電・アパレルメーカーなど30社以上と直接取引を行っている。共同受注・共同配送による効率化と独自の配送システムにより、大手配送業者に代わる新しい選択肢として多くの荷主から支持を得ている。

その結果、安定した荷量と収益確保を実現しており、宅配取扱量は前年比1.3倍超のペースで拡大している。2026年2月以降も同水準以上での成長を見込んでいる。

今回の募集では、急増する荷量に対応するため、首都圏で配送パートナーを特別に募集し、既存エリアの一部分割および新規配送地域への参入枠を新設した。これにより、首都圏で新たに宅配事業へ参入、または事業拡大を目指す運送会社に対し、比較的早期に業務を開始できる体制を整えている。

配送事業に関する説明会および個別相談は、随時ラストワンマイル協同組合にて受付している。大手配送会社への依存から脱却し、自社の裁量で成長できる宅配ビジネスモデルについて、具体的な事例を交えて紹介する。

《森脇稔》

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