5Gオートモーティブアソシエーション(5GAA)は、カリフォルニア州で次世代コネクテッドカー技術の実証実験を実施した。
衛星通信による音声通話から自動料金収受、リアルタイム道路危険警告まで、コネクテッドモビリティの未来を米国の公道で実演した。
5GAAは「カリフォルニアにおけるコネクテッドモビリティの推進:C-V2Xとコネクテッドビークルインフラ」と題した会議を開催。カリフォルニア州運輸長官のトクス・オミシャキン氏が基調講演を行った。
実証実験では、V2X料金収受、非地上系ネットワーク(NTN)、安全性と認識技術における革新的な取り組みを披露。大手自動車メーカー、通信事業者、テクノロジー企業、ソリューションパートナーが集結し、実環境でのソリューションを実演した。
コネクテッド料金収受の実演では、アウディ、オートクリプト、コーダワイヤレス、エッティフォス、インドラ、マイクロセック、クアルコム、ヴァレオ、ベライゾン、フォルクスワーゲンなどの5GAAメンバーが参加。連邦道路管理局サクストン交通運用研究所(STOL)やカプシュトラフィックコムと協力し、ネットワークC-V2X(ベライゾンのエッジトランスポーテーションエクスチェンジ、MEC/5Gソリューション)とダイレクトC-V2X 5.9GHz方式の料金収受ソリューションの両方を実演した。車両が模擬料金ゾーンに接近すると、路側機と安全に情報を交換し、シームレスな取引を完了。コネクテッド料金収受が効率性を向上させながら、より安全な交通流を支援できることを示した。
実証実験では、地上ネットワークを超えた接続性の可能性も示された。BMW、ハーマン、クアルコム、ビアサット、フラウンホーファーがNTN衛星技術を披露。ナローバンドIoTネットワークを介したライブ双方向音声通話や衛星通信を実演した。これらの実証により、車両やコネクテッドデバイスが遠隔地でも完全に動作し、困難な環境下でも重要なサービスを維持できることが示された。
C-V2X対応の安全性と認識ソリューション技術も注目を集めた。ハーマン、ミオビジョン、クアルコムが、コネクテッドカーがドライバーの危険予測を支援する方法を実演。リアルタイムの信号情報や道路危険警告を提供し、AI対応の路側センサーシステムがダイレクトC-V2Xを介して非装備車両や他の道路利用者に関する情報を共有。安全重視のサービスを支援し、交通弱者の保護を向上させた。
サクラメントでの実証実験は、コネクテッド技術の展開を加速させるという同協会の使命を裏付けるものであり、未来のシームレスな接続性が今日実現されていることを示している。




