BMW、ドイツ初の双方向V2G充電サービス開始…『iX3』新型やMINIのEVで利用可能に

BMWがドイツ初の双方向V2G充電サービス開始
BMWがドイツ初の双方向V2G充電サービス開始全 1 枚

BMWグループとE.ONは、ドイツ初となる商用Vehicle-to-Grid(V2G)充電サービスの提供を開始したと発表した。2025年9月のIAAモビリティで発表された本サービスは、般顧客が注文可能となった。

提供されるパッケージは、BMW ウォールボックス プロフェッショナル、E.ONのV2G電力契約、そしてスマートメーターで構成される。

新型BMW『iX3』をはじめとするノイエクラッセの電気自動車は、第6世代BMW eDriveテクノロジーを搭載し、車両のバッテリーから電力網へ電力を供給することが可能となる。

充電と放電は、BMWとE.ONが共同開発したアルゴリズムによって自動管理される。顧客は車両を接続している時間に応じて、年間最大720ユーロのボーナスを獲得できる。これにより、BMW iX3のドライバーは年間最大1万4000kmを実質無料で走行できる計算となる。

My BMWアプリを通じて、顧客は充電レベルやE.ONとのボーナス状況をリアルタイムで確認できる。インテリジェント保護機能により、高電圧バッテリーは常に最適な動作範囲内に保たれる。

E.ONエコシュトローム ホーム&ドライブ V2G契約では、1kWhあたり固定価格が適用される。V2Gが有効化され、双方向ウォールボックスに接続されている時間に応じて、年間最大720ユーロがボーナスアカウントに蓄積される。電力網に放電された電力は、1kWhあたり40ユーロセントで補償される。

ドライバーはMy BMWアプリで充電目標を設定でき、移動ニーズを常に満たすことができる。車両バッテリーは余剰電力時や需要増加時に電力システムの安定化に貢献し、再生可能エネルギーの最適利用を支援する。

また、BMWグループは全ての電動BMW・MINIオーナー向けに、コスト最適化充電ソリューションも提供開始した。

車両は電力価格が特に安い時間帯に自動的に充電され、出発予定時刻と目標充電レベルが考慮される。この機能は全世代の電動BMW・MINIモデルで利用可能で、BMW・MINI ウォールボックス プラス、マルチファンクションチャージャー、その他のAC充電デバイスで使用できる。

ドイツのBMW・MINIオーナーがE.ONエコシュトローム ホーム&ドライブ契約を利用する場合、年間最大240ユーロの節約に加え、新規顧客ボーナスに50ユーロが追加される。

《森脇稔》

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