Vicorの800V-48V双方向コンバータ「BCM6135」、電源モジュール業界優秀賞に選出

BCM6135
BCM6135全 2 枚

Vicorコーポレーションは、同社の双方向DC-DC電源コンバータモジュール「BCM6135」が、21Dianyuanの「2025年電源モジュール業界優秀賞」に選出されたと発表した。本賞は、電源モジュール業界において最も革新的な製品デザインとアプリケーションを称えるものだ。

【画像全2枚】

BCM6135は、電気自動車の電力供給ネットワーク(PDN)の軽量化・小型化・高効率を実現する画期的な双方向800V-48V DC-DCコンバータだ。コンパクトな形状により、電源システムの体積を約50%削減することが可能である。

高効率電源モジュールのリーディングカンパニーであるVicorは、同社の主力製品であるHV(高電圧)からSELV(安全特別低電圧)に変換するDC-DC電源コンバータ「BCM6135」が評価された。この車載グレードの製品は、今日の自動車業界において最高水準の電力密度と、他に類を見ない高速過渡応答性能を備えており、電源設計に新たな可能性をもたらしている。

BCM6135によって、自動車メーカー(OEM)やTier-1メーカーは、数十年にわたる課題であったアクティブサスペンションにおける電力供給のジレンマを含む、極めて困難な電源設計の課題を解決できるようになった。

この小型で高性能なモジュールは、48Vゾーン型電源アーキテクチャを採用する車両の最適化、60秒間でのフロントガラスのデフロスト(霜取り)のサポート、さらには48Vバッテリーを完全に取り除くこともできるため、大幅な省スペース化と航続距離の向上に貢献する。そのコンパクトなサイズにより、電源システムの体積を約50%削減することが可能だ。

48Vアーキテクチャと高電力密度のDC-DCコンバータを組み合わせることで、市場で最小かつ最軽量のアクティブサスペンション電源システムが実現した。高電圧から48Vへの変換と各車輪への電力供給に、Vicorの電圧変換比固定コンバータBCM6135(800Vから48Vに変換するDC-DCバスコンバータ)が4つ使用される。BCM6135は双方向電圧変換ができ、DC-DCコンバータの中で過渡応答が最も高速である。対称的に双方向の電力変換ができるため、DC-DCコンバータと接続すれば最適なエネルギー回生が可能だ。

Vicorは高性能電源モジュールのリーディングカンパニー。電力源から負荷点まで高い電力密度と高効率を実現する電力供給ネットワークを、モジュールで構成する電源システムソリューションによって実現し、顧客の技術革新に貢献している。配電アーキテクチャ、電力変換技術、パッケージ技術を、長年にわたり進化させることで、ビコーの電源モジュールは、電力密度、効率、電力容量の向上を続けてきた。ビコーは、ハイパフォーマンスコンピューティング、産業機器、自動車、航空宇宙・防衛などの顧客に製品を供給しており、要件の厳しい産業分野で、電源モジュールの設計、開発、製造を40年以上続けている。

《森脇稔》

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