革新的なゴルフから生まれた、保守派向けセダン『ジェッタ』【懐かしのカーカタログ】

VW ジェッタ(初代)当時のカタログ
VW ジェッタ(初代)当時のカタログ全 9 枚

VW『ゴルフ』の3ボックス・ノッチバックセダン版として登場したのが『ジェッタ』。写真のカタログは、1981年に初めて日本市場でお目見えした時のものだ。

【画像】VW ジェッタ(初代)当時のカタログ

初代ゴルフは革新的なFF・2ボックスハッチバックとしての登場だったが、当時言われたのは、より保守的なユーザーのために用意されたのがこのジェッタだったということ。メカニカル・コンポーネンツはゴルフのそれを用い、2400mmのホイールベースは共通だった。

VW ジェッタ(初代)当時のカタログVW ジェッタ(初代)当時のカタログ

外観スタイルでは、ゴルフが丸型2灯式ヘッドライトなのに対して、角形の2灯式としたのが特徴。さらにゴルフ・4ドアとはリアドアも共用。Cピラーはゴルフ4ドアよりもスリムで、ドア直後に縦にプレスラインが入れられた。とはいえ非常にクリーンなスタイルは魅力だった。

VW ジェッタ(初代)当時のカタログVW ジェッタ(初代)当時のカタログ

トランクは当時のノッチバックセダンとしては高めの位置に繋げられた形で、630リットルの容量が確保された(当時のゴルフは通常で350リットル)。

インパネ形状はマイナーチェンジでメーターナセルが大型化したゴルフともまた違う専用デザインで、中央部に空調のエア吹き出し口が設けられ、助手席側の上面はトレイ状になっていた。

VW ジェッタ(初代)当時のカタログVW ジェッタ(初代)当時のカタログ

当初に搭載されたエンジンはゴルフと共通のEN型で、1715ccのガソリンで、78ps/13.1kgmの性能。これに3速ATの組み合わせだった。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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