【日産 ルークス 新型試乗】ルークスが「馴染みやすい軽自動車」に感じさせる理由…島崎七生人

日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD
日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD全 14 枚

“かどまる四角”というと、かつての2代目『キューブ』を思い出す。が、あそこまで徹底していなくとも、トガらせず、軽スーパーハイトワゴンの中でも、あくまでまろやかに人の気持ちに寄り添うクルマに仕上げた……ということなのだろう。

【詳細画像】日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション

試乗車は「ハイウェイスター」で、標準車と見較べるとフロントグリル部分が天地に分厚く、アンダーグリルを低く幅広にし、“構え”で押し出し感、安定感を出している。

とはいえシリーズ名こそ残し、2トーン(とプレミアム2トーン)は標準車にはないことで特別感を与えつつも、フォーマルからそう遠くないところを立ち位置とている点が、商品性としては新しい。

日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD

◆馴染みやすい軽自動車に感じさせる理由

試乗してみると、クルマそのものの印象も非常に落ち着き感のあるものだった。

機能の訴求がわかりやすいあの弾けたTV-CMからすると、実車はこのハイウェイスターであっても、よりシットリと落ち着いた雰囲気で、年齢制限など気にせずに(?)乗りこなせそうな安心感さえある。

日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD

とくにダンピングの効いた乗り味、しっかりとした操舵感のあるステアリングフィールなど質感が十分に感じられ、長時間のドライブでも肩が凝らないはず。たとえばダウンサイザーにも馴染みやすいに違いない。

インタークーラーターボ+CVTが作り出すパワーフィールも、静粛性が十分に高く、スムースで洗練されたマナーで、力強い。この点もルークスが馴染みやすい軽自動車に感じさせてくれる大きな理由だ。

◆“新型車感”を存分に味わわせてくれるインテリア

日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD日産 ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション・2WD

インテリアはスペースが十分で快適なもの。後席もゆったり座れるが、座面前側が途中でファブリックから合皮へ切りかえになっており、この点は(車体を共有する)三菱『デリカミニ』のように座面のファブリックをそのまま下まで回しているほうが、家のカジュアルなソファに座っているような感覚(触感)が味わえていいのでは?と思った。

とはいえ液晶パネル式のメーターが備わるインパネ回りの仕上げなど上質で、空調関係の操作パネルも旧来より使いやすくなった。ハイセンスなデザインは“新型車感”を存分に味わわせてくれる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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