BMW i3新型はリサイクル素材30%使用、CO2は3分の1削減…3月18日ワールドプレミア

BMW i3 新型
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BMWグループは、3月18日にワールドプレミアする新型BMW『i3』において、リサイクル素材30%を使用すると発表した。

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同社は、車両ライフサイクル全体での脱炭素化を目指す360度アプローチを適用している。製品開発からサプライチェーン、生産、使用終了段階まで、包括的な環境配慮を実現する取り組みだ。

新型i3は、駆動方式や年間走行距離、充電に使用する電力源によって異なるが、使用開始から1年から2年で、同等の内燃機関搭載車と比較してCO2排出量で優位性を達成する。

再生可能エネルギーの使用、二次素材の使用比率向上、第6世代セルや高電圧バッテリーにおける製品・プロセス革新などにより、サプライチェーン全体での排出量を大幅に削減。新型i3の開発段階で実施した具体的な施策により、サプライチェーンにおけるCO2排出量を約3分の1削減した。

新型i3では「循環型設計」の原則を体系的に適用している。フロントバンパートリムには30%のリサイクルプラスチックを使用。取り付け部品を除くバンパー全体で使用する素材の種類を、先代モデル(第7世代BMW『3シリーズ』)の15種類から7種類に削減した。リサイクルに適したプラスチックの使用比率を高めたことで、リサイクル可能なプラスチックの割合は先代の約46%から約85%に向上している。

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エッセンシャル装備ラインの一部として提供されるエコニアシートカバーは、リサイクル可能な繊維複合材で作られており、表地の基材は100%リサイクルPETだ。リサイクルPET顆粒の使用により、製造時のCO2排出量と水消費量を一次素材と比較して大幅に削減している。

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新型i3は全体の約30%が二次素材で構成されている。フロントおよびリアナックルなどの鋳造アルミニウム部品は80%の二次素材含有率、鋳造アルミホイールリムは70%の二次アルミニウムを使用。BMWランツフート工場で生産されるリア電気モーターのハウジングは、最大3分の2が二次アルミニウムで構成され、生産に使用されるエネルギーの一部は再生可能エネルギー源から供給されている。

i3の高電圧バッテリーに搭載される第6世代バッテリーセルでは、コバルト、リチウム、ニッケルに部分的に二次素材を使用。陽極および陰極材料の製造とセル生産には再生可能エネルギーを使用している。先代モデルの第5世代セルと比較して、1ワット時あたりのCO2排出量を約33%削減した。

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エンジンルームカバーとボンネット下の収納コンパートメントの原材料は、使用済み漁網やロープから回収した30%のリサイクル海洋プラスチックで構成。ヘッドライナー、Aピラー、パーセルシェルフのテキスタイルに使用される糸の基材は完全にリサイクル素材だ。

エフィシェントダイナミクス技術パッケージにより、使用段階でのすべてのサブシステムにわたって車両効率を最適化。空力性能、軽量構造、転がり抵抗、全体的なエネルギー管理などが含まれる。

BMWグループミュンヘン工場は、過去4年間で完全に近代化された。新しいボディショップに加えて、物流エリアを含む最新鋭の車両組立施設も建設された。新型i3の生産は2026年内にここで開始される予定だ。1年後の2027年には、ミュンヘン拠点はノイエクラッセ向けの完全電気自動車のみの生産体制に移行する。BMWグループ最古の自動車生産拠点として、同工場は外部電力需要の100%を再生可能エネルギーから調達している。

BMWグループは、パリ協定と2050年までの「ネットゼロ」達成へのコミットメントを、企業戦略に組み込まれた包括的な360度サステナビリティアプローチの不可欠な部分としている。同社は今後数年間について、科学的根拠に基づく野心的なCO2削減目標を設定。2030年までに2019年比で少なくとも4000万トンのCO2排出量を削減する計画だ。

《森脇稔》

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