ジュリアとステルヴィオに「コレッツィオーネ」、専用赤ボディとカーボンパーツ…13台を抽選販売へ

「ステルヴィオ クアドリフォリオ」と「ジュリア クアドリフォリオ」の限定車「コレッツィオーネ」
「ステルヴィオ クアドリフォリオ」と「ジュリア クアドリフォリオ」の限定車「コレッツィオーネ」全 17 枚

ステランティスジャパンは3月17日、アルファロメオの高性能スポーツセダン「ジュリア クアドリフォリオ」とスポーツSUV「ステルヴィオ クアドリフォリオ」の限定車「コレッツィオーネ」を発表した。

【画像全17枚】

メーカー希望小売価格は、ジュリアが1963万円、ステルヴィオが2010万円(いずれも税込)。全世界で両モデルあわせて63台の限定生産で、そのうちジュリア11台(左ハンドル7台、右ハンドル仕様4台)、ステルヴィオ2台(右ハンドル仕様)を日本で発売する。

その希少性を踏まえて抽選での販売を実施。3月20日から4月19日までの期間、全国のアルファロメオ正規ディーラーにて抽選申込を受け付ける。

ジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ コレッツィオーネは、アルファロメオの最上位モデルを象徴する四つ葉のクローバー(クアドリフォリオ)の起源と精神に立ち返る特別な限定車だ。

1923年、レースドライバーのウーゴ・シヴォッチがタルガ・フローリオ参戦時に、「幸運のお守り」として車体へ描いた四つ葉のクローバーは、後に伝説となった総合優勝とともにブランドの象徴となった。以降、クアドリフォリオは数々のレースを彩り、市販車では1963年の「ジュリア ティー アイ スーパー」に初めて刻まれ、アルファロメオのハイパフォーマンスモデルの象徴として受け継がれてきた。

今回発表するモデルは、その「ジュリア ティー アイ スーパー」への敬意を込め、その発売年にちなみ、全世界で63台限定で生産された希少性の高い限定車だ。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ コレッツィオーネアルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ コレッツィオーネ

最大の特徴は、特別に設定したボディカラーだ。各モデル名を冠した「ジュリア コレッツィオーネ レッド」および「ステルヴィオ コレッツィオーネ レッド」が、このたび新しくつくられた。

これは、2023年に世界33台限定で発売された「33 ストラダーレ」の外装色「ロッソ・ヴィッラ・デステ」を基に再構築した専用色だ。

アルファロメオにおける「赤」は、特別なものだ。時代に応じてパステル調からメタリック、近年のより豊かな表情を持つ三層構造塗装へと変化し、ブランドの進化を表現してきた。その中でも「ロッソ ヴィッラ デステ」は、深みのある赤と陰影が織りなす美しさで知られる代表的なカラーで、光の加減によって黒味を帯びる独自の表情が特長だ。

今回の限定車では、この色を其々のモデル特性に合わせて再解釈の上つくられた赤が採用された。「ジュリア コレッツィオーネ レッド」は、黒に迫る深みのある濃赤色が特徴であり、スポーツセダンの造形を際立たせ、精悍な印象を与える。一方、「ステルヴィオ コレッツィオーネ レッド」は、SUVの力強いプロポーションと調和する明るい赤で、鮮やかな発色が逞しさと躍動感を印象づける。

両モデルの外装には、カーボンミラーハウジングやカーボン加飾フロントグリルをはじめ、随所にカーボン製のパーツを配し、スポーティさを一層際立たせた。また、優れた制動性能と耐久性を備えるカーボンセラミックブレーキを採用することで、高速走行時や連続したブレーキ操作においても車両の安定性を確保する。

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ブレーキキャリパーには、高い信頼性と優れた仕上げで知られるブレンボ製のブラックのキャリパーを採用した上、特別なアノダイズド加工(アルマイト加工)を施し、赤いアルファロメオロゴを配した。

アノダイズド加工とは、アルミニウムの表面に強固な酸化皮膜を形成する処理であり、高い耐久性と放熱性を備えるレース由来の技術だ。マット調ながら金属の質感を残す独特の仕上がりが、外装のカーボンパーツと調和し、精悍な印象をいっそう引き立てる。

加えて、「ジュリア クアドリフォリオ コレッツィオーネ」には専用装備としてカーボンルーフを採用している。

内装は、ドアパネルやセンターアームレスト、ダッシュボードに赤いステッチを施し、ボディカラーとの統一感を演出する。ヘッドレストには、コレッツィオーネ刺繍と車両ごとのシリアルナンバーの刺繍を施した特別感のある仕立てだ。

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「ジュリア クアドリフォリオ コレッツィオーネ」のエキゾーストには、世界のモータースポーツ分野において圧倒的な信頼を得ているアクラポビッチ製のシステムを採用し、排気効率の最適化や軽量化を図った。また、リアには純チタン製マフラーを装備し、エンド部にはカーボン製フィニッシャーを組み合わせた。

視覚的なスポーティさに加えて、アクラポビッチならではの高く乾いた排気音がドライバーの感性を刺激し、至極の運転体験をもたらす。

また、「ジュリア クアドリフォリオ コレッツィオーネ」では、エンジンの燃料噴射方式を従来の直噴単体から、直噴とポート噴射を組み合わせた新方式に刷新し、インジェクター数も6本から12本へ増設したデュアルインジェクションとした。

この新方式では、低負荷時はポート噴射を用いて燃費性能を高めつつ、カーボン堆積や窒素酸化物の発生を抑制し、高負荷時は直噴で高出力を確保する。あわせてキャリブレーション変更とECUマッピングの最適化を実施し、燃費・排出ガス性能と高出力の両立を図った。その結果、最高出力は6500rpmで520hp(従来は6500rpmで510hp)を発揮する。

なお、「ステルヴィオ クアドリフォリオ コレッツィオーネ」には従来型のエンジンを採用している。

「ジュリア クアドリフォリオ コレッツィオーネ」と「ステルヴィオ クアドリフォリオ コレッツィオーネ」は、アルファロメオが磨き上げてきたパフォーマンスの哲学とデザインの美学、そして先進技術を結集したものであり、ブランド史上かつてないほどの比類なきドライビングエクスペリエンスを提供する。

《森脇稔》

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