ヤマハ発動機、水素エンジン搭載「HySE-X2」を企業ミュージアムに展示…ダカールラリー完走車両

HySE-X2
HySE-X2全 1 枚

ヤマハ発動機が正組合員として参画する技術研究組合「水素小型モビリティ・エンジン研究組合」(HySE)は、ヤマハ発動機の企業ミュージアムのコミュニケーションプラザに、「HySE-X2」の実車展示を開始した。

「HySE-X2」は、研究用モーターサイクル水素エンジンを搭載し、2025年1月に開催された「ダカールラリー2025」のカテゴリー「Mission 1000 ACT 2」に参加した車両だ。全コースを完走し、クラス2位を獲得した実績を持つ。

展示は静岡県磐田市新貝のヤマハ発動機コミュニケーションプラザで、3月26日から6月初旬まで行われる予定。なお、展示期間は予告なく変更になる場合がある。

「HySE-X2」の主要諸元は、全長4000mm×全幅2000mm×全高1900mm、車両重量1250kg。エンジンは水冷4ストローク直列4気筒スーパーチャージドエンジン(DOHC 4バルブ)で、総排気量は998cc。水素タンクは70MPa×4本を搭載し、水素搭載量は7.2kgとなっている。

ダカールラリーは1978年から毎年開催されている砂漠から泥濘地、山岳地帯などを走破するラリーレイドで、2020年からは中東・サウジアラビアで開催されている。

「Mission 1000 ACT 2」は、水素エンジンや電動およびバイオフューエルとのハイブリッドなど、カーボンニュートラルに向けた次世代パワートレインの技術開発を自動車メーカーに促すカテゴリー。コース総走行距離は約1000km(約100km×10日間)となっている。

《森脇稔》

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