メルセデスベンツ、改良新型『GLEクーペ』発表…PHEVはEV航続100km超

・新型GLEクーペはMB.OSとAIを核に、最大27個のセンサーによる次世代運転支援システムを搭載し、安全性と快適性を大幅に向上させた。

・MBUXスーパースクリーンが標準装備となり、3枚の12.3インチディスプレイを一体化。マイクロソフトのAIを統合したMBUXバーチャルアシスタントが複雑な対話に対応する。

・プラグインハイブリッドモデルは純電気走行距離100km超を実現。クラウドベースのダンパー制御や電動エアフィルターなど先進技術を多数採用した。

メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型
メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型全 10 枚

メルセデスベンツは改良新型『GLEクーペ』を欧州で発表した。クーペの優雅さとSUVの高度な技術を融合させた最新モデルだ。

【画像】メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型

メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型

■パワートレイン

新しいエンジンラインアップにより、GLEクーペはより俊敏で力強い走りを実現した。パワートレインは将来の排ガス規制にも対応できる設計となっており、静粛性と滑らかさを両立している。プラグインハイブリッドモデルは純電気走行距離100km超を達成し、日常の多くの移動を無音・無排出で行うことが可能だ。

■次世代運転支援システム

最大27個のセンサーを搭載する。内訳は外部カメラ10個、レーダー最大5個、超音波センサー12個で、周囲の状況を精密に把握する。これらのセンサーはMB.OS上で動作する水冷式高性能プロセッサーと連携し、AIが交通状況をリアルタイムで解析する。

ヨーロッパでは「MB.DRIVEスタンダード」が標準装備となり、アクティブ・ディスタンス・アシスト「ディストロニック」などの高度な機能を含む。駐車支援システムは最大5km/hで自動駐車を行い、従来比約60%速く駐車を完了できる。

■スーパーコンピューターとAI

メルセデス・ベンツ・オペレーティング・システム(MB.OS)が車両のあらゆる機能を統合・制御する。マイクロソフトのAIを含む先進技術を組み合わせた「MBUXバーチャルアシスタント」は、複雑な複数段階の対話が可能だ。ソフトウェアはOTA(無線通信)アップデートで常に最新の状態に保たれる。

メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型

■ディスプレイ

標準装備の「MBUXスーパースクリーン」は、3枚の12.3インチ(31.2cm)ディスプレイを大型ガラス面の下に一体化し、運転席から助手席まで車内全幅にわたって広がる。オプションの3Dドライバーディスプレイはボタン一つで立体的な表示に切り替えられる。ナビゲーションにはグーグルマップの技術とメルセデス・ベンツのユーザーインターフェースを組み合わせたシステムを採用。GLEクーペに初めて搭載される「MBUXオーグメンテッド・リアリティ・ヘッドアップ・ディスプレイ」は、矢印やレーン案内などをフロントガラス越しに路面上に投影する。

メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型

■デザイン

フロントは水平に並んだ2つのスターエンブレムを持つ新型ヘッドランプと、大型ラジエーターグリルを「ブラックパネル」で一体化した。中央のスターとクロームフレームは点灯し、洗練された印象を高める。リアのテールランプには立体的なスターエンブレムを2つ配置し、スポーティな個性を強調する。新たに20インチのAMGデザインホイールも追加された。

■ヘッドランプ

最新世代の「デジタルライト」はマイクロLED技術を採用し、高解像度の照射範囲が従来比約40%拡大した一方、消費エネルギーは最大50%削減した。ダイナミックハイビーム「ウルトラレンジ」は最大600mの照射距離を持ち、サッカーコート約6面分に相当する。

■サスペンション

「E-アクティブ・ボディ・コントロール」は各ホイールのばね・ダンパー力を個別に調整し、1秒間に1000回の状況解析を行う。新たに採用したクラウドベースのダンパー制御は「カー・トゥ・X」情報を活用し、先行するメルセデス・ベンツ車がモバイルネットワーク経由でクラウドに送信した路面情報をもとに、段差に到達する前に自動でダンパーを調整する。

メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型メルセデスベンツ『GLEクーペ』改良新型

■インテリア

標準の「エアマティック」エアサスペンションとスタンダードサスペンションはいずれも従来より引き締まったスポーティな設定となった。インテリアには「ビーチブラウン」の新色ナッパレザーや、ダークブラウンのオープンポア・バーチウッドなど3種類の新トリムを追加。エアコンの「エナジャイジング・エアコントロール」は新型電動キャビンエアフィルターを搭載し、90秒ごとに車内の空気を浄化する多段階ろ過システムを採用した。パノラミックスライディングサンルーフは透明面積1平方m超を確保し、このクラス最大級として標準装備となった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 砂漠の砂でアフリカに道を作る---ホンダ発PathAheadが世界を変える
  2. 「一気に攻めてきたな」「車名が最高」スバルの新型SUV『ゲッタウェイ』発表で、SNSに衝撃走る
  3. 『ジムニー』オーナーの琴線に触れる、専用便利グッズのニューカマー、登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. これがメルセデスAMG初の専用SUV!? 最終デザインをスクープ!
  5. ホンダ『CB1000 HORNET』620台をリコール…燃料漏れで火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る