自動運転トラックで化学品輸送、住友化学・T2が国内化学業界初の商用運行を開始

住友化学グループの物流拠点とT2の自動運転トラック
住友化学グループの物流拠点とT2の自動運転トラック全 2 枚

住友化学、住化ロジスティクス、T2の3社は、国内の化学業界では初めて、自動運転トラックを用いた化学品の商用運行を開始した。

化学産業では原料・製品のトラック輸送が多く、ドライバー不足によるサプライチェーンへの影響が懸念されている。3社は2025年7月から、住友化学グループが生産する複数の化学品を対象に、T2が開発したレベル2自動運転トラックを使った幹線輸送の実証実験を実施。2026年3月までに計5回、関東~関西の高速道路の一部区間で取り組んだ結果、既存の運行と同等の輸送品質と安全性を確認できたとして、商用運行に踏み切った。

商用運行の区間は、千葉県袖ケ浦市にある住友化学グループの物流拠点から大阪府の中継拠点までの約520km。このうちレベル2自動運転区間は、東名高速・綾瀬SIC(神奈川県)から京滋バイパス・久御山JCT(京都府)までの約420kmで、プラスチック製品の原料となる合成樹脂などの化学品を定期的に輸送する。

《森脇稔》

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