ヤマハ発動機は、静岡県周智郡森町の複合型体験施設「森町体験の里 アクティ森」内に、マウンテンバイクパーク「Forecha(フォレッチャ)」を開設すると発表した。4月25日にプレオープン、5月1日にグランドオープンを予定している。
◆欧米に比べて少ない国内のマウンテンバイク人口
近年、国内ではアウトドアレジャーへの関心が高まっている。しかし、マウンテンバイクは走行できる環境が限られており、欧米と比べて利用人口が少なく、体験できる機会や場所も限られているのが現状だ。
電動アシスト付きマウンテンバイクを開発・製造するヤマハ発動機は、マウンテンバイクに親しめる場所や体験機会の拡大を目指している。山林・山道の活用やコースづくり、体験施設の運営支援などを通じたビジネス創出を進める中で、静岡県西部においてマウンテンバイクをより身近なアクティビティとして広げることを目的に「フォレッチャ」を開設した。
◆5コースを整備、レンタルや講習も
施設の整備は森町が担い、コース設計の監修と管理・運営をヤマハ発動機が行う。
未就学児も利用できる超初級コースから、起伏やバンクを備えた上級コースまで、レベルに合わせた5コースを用意。マウンテンバイク(電動アシスト付き車両を含む)や用具は貸出・持ち込みのいずれも可能で、パーク外でのレンタサイクルとしての利用もできる。さらに、レベルアップを目指す人向けの講習も開催予定だ。
オープンに合わせ、実際に山林を走りたい人向けに、森町内の古道を活用したトレイルコース(約1.1km)も整備された。地域住民の理解を得たうえで、ヤマハ発動機の社員有志がボランティアで整備作業を行った。
◆森町との包括連携協定に基づく取り組み
森町には、電動アシスト自転車のドライブユニットの生産拠点が所在する。ヤマハ発動機と森町は2025年、地域活性化を図るための「地域活性化に関する包括連携協定」を締結している。
今回の取り組みはこの協定に基づくもので、マウンテンバイク文化の普及を通じた交流人口の増加や、山道の整備・保全など中山間地域が抱える課題の解決への貢献を目指している。
4月25日にはオープンセレモニーも執り行われる予定だ。
森町体験の里 アクティ森「Forecha」(静岡県周智郡森町問詰1115-1)の営業時間は9時00分~17時00分、火・水曜休館、祝日は営業。




