総コストを抑えたいなら、“取り付け性”の高いモデルを選ぶベシ[初心者必読! スピーカー交換丸分かり]

「「カスタムフィット スピーカー」の一例」の一例(カロッツェリア・TS-F1750S)。
「「カスタムフィット スピーカー」の一例」の一例(カロッツェリア・TS-F1750S)。全 3 枚

愛車の「スピーカー」を換えてみたいと思いながらも初めの1歩を踏み出せないでいるのなら、当連載に注目してほしい。ここでは「初めてのスピーカー交換」をガイドしている。今回も、選定法について説明していく。

【画像全3枚】

◆「カスタムフィット」または「トレードイン」とうたわれていれば…

スピーカー交換をしようとするとき、まず問題となるのは「何を選ぶか」だ。それに関してはさまざまな着眼点があるのだが、今回はその中の1つ、「取り付け性」について解説していく。

というのも、カー用のスピーカーは売られている状態ではまだ半完成品で、車両に取り付けて初めてスピーカーとしての体を成す。なので取り付け作業が必要となり、そこのところにもコストがかかる。

ゆえに総費用を抑えたいと思ったら、取り付け性の高いモデルを選びたい。市販スピーカーの中には、取り付けしやすい製品とそうでもない製品とがあり、ビギナーには特に前者が向く。

では、取り付け性が高いかどうかの見分け方を説明していこう。まず、「カスタムフィット」もしくは「トレードイン」と銘打たれていれば、その製品は取り付け性が高いと判断できる。

「「カスタムフィット スピーカー」の一例」の一例(カロッツェリア・TS-C1740S)。「「カスタムフィット スピーカー」の一例」の一例(カロッツェリア・TS-C1740S)。

◆取り付け性が高いと銘打たれていなくても、ある部分をチェックするとそれが分かる!

ただし、何を持って取り付け性が高いとしているかは、製品によって多少異なる。取り付け用の部材やケーブル類が揃っているものもあれば、サイズ的に汎用性が高いことを持ってそううたっているものもある。というわけで内容は異なるのだが、これらが取り付け性が高いことは間違いないので候補に成り得る。

で、カスタムフィットまたはトレードインとうたわれていないモデルの中にも取り付け性が高いモノが多々ある。さて、それを見分けるにはどうすれば良いのかというと…。

チェックすべきポイントは2つある。1つは「ミッドウーファーの取付奥行寸法」で、もう1つは「ツイーターのマウントの有る無し」だ。

それぞれがどういうことなのかを説明していこう。まずミッドウーファーの取付奥行寸法とは、フレームの接地面からスピーカーユニットの奥側の端までの長さのことを指す。これが長いと、ドアの内張りパネル内に収まりきらない可能性が高まる。

「カスタムフィット スピーカー」の一例(カロッツェリア・TS-V174S)。「カスタムフィット スピーカー」の一例(カロッツェリア・TS-V174S)。

◆「取付奥行寸法」が「60mm」以下なら、すんなり取り付けられる場合が多い!

目安はズバリ「60mm」だ。この数値より少なければ、そのモデルは取り付け性が高いと判断できる。多くの車種で、ドアの内張りパネル内にすんなりと収まる。逆に「70mm」を超えてくると、ドアの内張りパネル内に収まり切らないケースが増える。そうなるとある程度大きな改造を施す必要性が生じ、コストがかさむ。

なお実際のチョイスの際には、愛車のドア内部のクリアランスを正確に測定して、その寸法に収まる製品を選択しよう。最終的にはそうするとして、目安は「60mm」だ。覚えておこう。

続いてはツイーターのマウントの有る無しについて説明していく。

市販スピーカーの中にはツイーターの取り付け用のマウント(土台)が付属したものがあり、ダッシュボードの上にポンと置くようにして取り付けられるタイプの「マウント」が付属していると、ツイーターの取り付けコストの抑制が効く。

今回は以上だ。次回も製品の選定に関する説明を続行する。お読み逃しのなきように。

《太田祥三》

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