『Z1』由来のサスも搭載した、革新の3代目BMW『3シリーズ』【懐かしのカーカタログ】

BMW 3シリーズ(E36)当時のカタログ
BMW 3シリーズ(E36)当時のカタログ全 13 枚

今では懐かしい“E”で始まるモデルコードでいうと“E36”。説明するまでもなく、人気のBMW『3シリーズ』の3世代目として1990年12月にセダンが登場したのがこのモデルだった。

【画像】BMW 3シリーズ(E36)当時のカタログ

初代、2代目が2ドア(2代目は2ドア、4ドア)の設定だったのに対して、当初は4ドアセダンのみで登場。とはいえ50:50の前後アクスル重量配分やフロントミッドシップ、ロングホイールベースなどの採用で、BMWらしいハンドリング性能を実現。

BMW 3シリーズ(E36)当時のカタログBMW 3シリーズ(E36)当時のカタログ

またCd値も0.29~と、これも2代目から大きく進化したポイントで、フラッシュサーフェス化されたプレスドアや、前後タイヤを抱き込むような形状が施されたサイドシルなどに空力を意識したディテールが見てとれた。

ボディサイズは全長4435mm×全幅1695mm×全高1395mm。初期型は樹脂色のバンパーも特徴だった。

BMW 3シリーズ(E36)当時のカタログBMW 3シリーズ(E36)当時のカタログ

サスペンションはリアに『Z1』由来のセントラルアームリアアクスルを採用。搭載エンジンには、当初は1.8リットルの直列4気筒、2リットル、2.5リットルの直列6気筒g設定された。

またバリエーションとしてMT車の設定もあった2ドアのクーペを始め、カブリオレも設定。さらに3.2リットルの直列6気筒DOHC(321ps/35.7kgm)+6速MT搭載の『M3クーペ』も設定。さらに後の『1シリーズ』に繋がる2ドアハッチバックの「318tiコンパクト」も用意された。

BMW 3シリーズ(E36)当時のカタログBMW 3シリーズ(E36)当時のカタログ

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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