「走る」「曲がる」「止まる」を電動化・高度化、NSKが対応する製品を披露…人とくるまのテクノロジー展 2026

日本精工(NSK)のブースイメージ
日本精工(NSK)のブースイメージ全 4 枚

日本精工(NSK)は、5月27日(水)から29日(金)にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」に出展する。

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同展示会は国内最大級の自動車技術展で、前回(2025年)は617社が参加し、約8万人が来場した。

NSKの出展コンセプトは「Mobilizing Tomorrow Today」。クルマの「走る」「曲がる」「止まる」「快適」の電動化・高度化に対応する製品に加え、ヒューマノイドロボット関連製品も展示する。

電動コーナーモジュールコンセプトは、電動サスペンション、後輪操舵アクチュエータ、電動メカニカルブレーキを統合し、柔軟な車両レイアウトを実現するコンセプトモデル。NSKはボールねじやロッキングクラッチ、低フリクションハブユニット軸受を提供する。

超幅狭ハブユニット軸受を世界初出展する。2列の玉列を軸方向にオーバーラップさせることで軸受幅を大幅に削減。減速機付きインホイールモータの搭載スペースを確保し、タイヤの最大切れ角増加による小回り性向上にも貢献する。

スプラグ式セレクタブルワンウェイクラッチも世界初出展だ。係合信頼性の高いスプラグ式ワンウェイクラッチに両方向フリーモードを付与したモード切替型クラッチ。PHEV・HEV用ICE直結クラッチとして高効率化に貢献する。

eAxle用耐電食ソリューションとして、導電バイパスプレート(参考出展)と樹脂モールド軸受(市場投入済)を組み合わせ、eAxleの電食対策と信頼性向上に貢献する。

格納式電動チルトテレスココラム付き操舵反力装置を初出展する。ステアバイワイヤー用操舵反力装置にハンドル格納機能を統合。自動運転時にステアリングをダッシュボード内へ格納し、車室内空間を拡大する。

後輪操舵アクチュエータ用ロッキングクラッチを参考出展。電力を使用せずに高い動力伝達効率と確実なロック機能を両立。ボールねじと組み合わせることで消費電力ゼロのセルフロック機能を実現する。

電動油圧ブレーキ用ボールねじは、新開発材料を採用し、循環部とナットの一体化などによりブレーキシステムの小型・軽量化に貢献。次世代の電動メカニカルブレーキ(EMB)向けコンセプトモデルも展示する。

電動サスペンション用ボールねじを初出展。回転運動を高効率・高精度に直線運動へ変換するボールねじを活用した次世代電動サスペンションコンセプトを提案。車両のピッチ・ロール・車高制御など多様なニーズに対応する。

ヒューマノイドロボット用製品群も初出展だ。労働力不足を背景に高まるヒューマノイドロボットへの需要に対応。ロータリーアクチュエータ・リニアアクチュエータのほか、小型サイズ(Φ15)で高減速比と高効率(約80%)を両立したバイラテラルギアユニット、業界最小クラスの極小径ボールねじとミニチュアスラストアンギュラ玉軸受などを展示する。

NSKは1916年に日本初の軸受を生産して以来、現在30ヶ国以上に拠点を持ち、軸受分野で世界第3位の地位を誇る。

《森脇稔》

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