神戸製鋼所、スクラップ溶解炉の導入検討を開始…2030年代前半の稼働めざす

本設備を用いた合わせ湯方式のプロセス
本設備を用いた合わせ湯方式のプロセス全 1 枚

神戸製鋼所は、鉄鋼事業の段階的な脱炭素化に向け、加古川製鉄所へのスクラップ溶解炉の導入について本格検討を開始したと発表した。

同社はこれまで、製鉄プロセスでのCO2削減に向けて「高炉でのCO2削減(高炉HBI多配合、バイオマス吹き込み)」「省エネルギー技術の追求やスクラップ活用拡大」「大型革新電炉による高級鋼製造」など、複数の方向性で検討を進めてきた。

今回の本格検討の背景には、政府によるGXスチール普及促進策の進展や、顧客からのCO2削減・資源循環(CE)ニーズの高まりがある。同社は加古川製鉄所の単一拠点で、カーボンニュートラル(CN)・CEに向けた生産体制の変革とGXスチールの供給力確保を同時並行で進める必要があるとしている。

《森脇稔》

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