アイシンのAI運転監視にグリーンヒルズ採用…スマートアイとも連携

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グリーンヒルズソフトウェア5月27日、アイシンの次世代ドライバーモニタリングシステム(DMS)向けに、グリーンヒルズソフトウェアのリアルタイムOSと開発ツールが採用されたと発表した。システムはアルコール検知システム(DADS)を含み、2028年の初投入を予定している。

開発では、半導体を手がけるエヌエックスピーセミコンダクターズ、AIベースの運転監視技術を持つスマートアイと連携する。

アイシンの安全システムは、ドライバーの脇見や眠気、異常状態を検知し、警告を出す仕組み。加えて、画像ベースの行動分析により、アルコールによる影響も受動的に検知する。これにより、自動車メーカーは人的要因による事故低減を目指す。

グリーンヒルズソフトウェアのアジア太平洋担当副社長、マシュー・スレイガー氏は、「ドライバーが適切な判断をできない状況でも、安全な判断を支援するシステムの実現につながる」とコメントした。

スマートアイのイノベーション&戦略パートナーシップ担当副社長、デトレフ・ウィルケ氏は、「高度な運転監視と飲酒検知を量産レベルで実現するには、安全性やリアルタイム性能、信頼性を統合した開発が必要だ」と述べた。

また、エヌエックスピーセミコンダクターズのMPU製品マーケティング担当シニアディレクター、ジム・ブリッジウォーター氏は、「AI駆動の安全技術を量産規模で実現する統合プラットフォームを提供する」と説明した。

システムは、ISO 26262のASIL認証を取得したグリーンヒルズのリアルタイムOS「INTEGRITY」と「μ-velOSity」を採用。エヌエックスピーの「i.MX 9」シリーズSoC上で動作し、AI処理には「eIQ Neutron」ニューラルプロセッシングユニット(NPU)を活用する。

ソフトウェア開発には、統合開発環境「MULTI」を利用する。ASIL D認証を取得したC/C++コンパイラも採用し、Arm Cortex-A55およびCortex-M7コア向けに最適化したコード生成を行う。

《高木啓》

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