『トミーカイラZZ-EV』、1台限りの改良新型が登場…フロントフェイス刷新

・ナンバーナインワークスが世界1台限定の組立BEV「sweep 9」を人とくるまのテクノロジー展YOKOHAMAで初公開した

・「sweep 9」はトミーカイラZZ-EVをベースに、フロントフェイス刷新や全長60mm延長など複数の構造変更を加えたナンバー取得済み車両である

・同社は創業9年目にして初の自社製作車を実現し、エンジニアが実車で試行錯誤するクルマづくりの重要性を訴えている

トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』
トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』全 6 枚

ナンバーナインワークスは、「人とくるまのテクノロジー展YOKOHAMA」において、ナンバー取得済みのオリジナルカー『sweep 9』を初公開した。

【画像】トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』

sweep 9は、同社代表の藤墳氏がGLM在籍時の2011年から2018年にかけて、チーフエンジニアとして開発・認証取得・量産を実現したフルオリジナルカー『トミーカイラZZ-EV』をベースとした世界に1台のEVだ。

トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』

主な構造変更点は、フロントフェイスの刷新、車両サイズ変更(全長+60mm)、灯火器類の変更、リア回りのデザイン変更、CFRP製ソフトトップルーフの追加、アルミモノブロック6potキャリパーへの換装、スペシャルカラー&グラフィックの施工、だ。

モーターは最大出力305ps、最大トルク42.3kgmを引き出す。オールグラスファイバー製のボディにより、車両重量は920kgに抑えられ、0~100km/h加速3.9秒、最高速180km/hの性能を発揮する。1回の充電での航続は120kmだ。

ナンバーナインワークスは「自分たちの手でクルマづくりを続けたい」という想いから8年前に創業。創業以来、さまざまなクライアントやパートナー企業の開発に携わってきた。

トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』トミーカイラZZ-EVベースの『sweep 9』

創業9年目となる今年、トミーカイラZZ-EVのフェイスリフトという形ながら、同社として初めて自社のクルマづくりを実現した。

同社は、保安基準と真摯に向き合い、常に最新の基準を理解・適合した車両開発を重視している。また、エンジニアが実際に車に触れ、自ら考え、作り、試すことが机上では得られない貴重な学びにつながると考えている。

「100年に一度の大変革期」と言われる自動車業界において、大手OEMでは分業化や開発期間の短縮により現場でじっくり車と向き合う機会が限られがちな中、同社は現場での試行錯誤を大切にし、自らの手でクルマづくりに取り組む姿勢を示している。

《森脇稔》

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