BYDが、ドイツの研究機関センター・オブ・オートモーティブ・マネジメント(CAM)が公表する「Automotive INNOVATIONS Report 2026」で世界首位を獲得した。
CAMは自動車メーカーの技術革新や市場への影響力を分析・評価する調査機関で、欧州を中心に業界関係者やメディアから信頼されている。
同レポートの世界総合ランキングでBYDは157ポイントを獲得し、前年首位のフォルクスワーゲングループ(143ポイント)を上回った。メルセデスベンツは134ポイントで3位だった。
CAMが2005年に調査を開始して以来、中国自動車メーカーが世界総合ランキングで首位を取るのは初めてだという。
BYDは電動化技術やバッテリー技術、スマート化技術での技術革新が高く評価されたとしている。具体的にはブレードバッテリー、DM-i/DM-pハイブリッド、e-Platform 3.0、CTB(Cell to Body)、iTAC、DiSus、XUANJIアーキテクチャなどを市場投入してきた。
さらに、バッテリー、モーター、電子制御システム、自動車用半導体など主要技術を自社で開発・生産する垂直統合型の体制を構築し、電動化市場での競争力を高めている点も評価された。
BYDは1995年設立のハイテク企業で、自動車、バッテリー、電子機器、新エネルギー、鉄道交通などを手がける。自動車事業のBYD Autoは2003年に設立され、EVやPHEVの開発・販売を進めている。2022年には化石燃料車の生産を終了し、新エネルギー車へ完全移行したとされる。
BYDアジア太平洋自動車販売事業部は2012年に設立され、アジア・太平洋地域20以上の国と地域で事業を展開している。



