ダンロップと富士通、タイヤ設計にAI活用…解析時間を90%削減する技術を共同開発

実証実験のイメージ
実証実験のイメージ全 2 枚

住友ゴム工業(ダンロップ)と富士通は、タイヤの性能をAIで高精度かつ短時間で予測する技術「AIサロゲートモデル」を共同開発し、実証実験において成果を確認したと発表した。

タイヤ設計の現場では、製品の変形挙動や強度を評価するためにFEM(有限要素法)解析が広く使われている。しかし、解析の精度を上げるためにメッシュ(計算の細かさ)を細かくすると、計算時間や開発コストが大幅に増加するという課題があった。また、解析には専門知識を持つ熟練技術者が必要で、人材確保も難題となっていた。

こうした課題を解決するため、両社はこれまでに蓄積されたFEM解析の結果を学習データとして活用し、グラフニューラルネットワーク(GNN)のアルゴリズムをベースとしたAIサロゲートモデルを開発した。

《森脇稔》

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