ニコン、ロボットビジョンシステムの実機デモへ…ロボットテクノロジージャパン 2026

ロボットビジョンシステムを活用したロボット自動化ソリューションをテーマに実機デモンストレーション
ロボットビジョンシステムを活用したロボット自動化ソリューションをテーマに実機デモンストレーション全 1 枚

ニコン(Nikon)は、6月11日(木)から13日(土)にかけてAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「ロボットテクノロジージャパン2026」に出展する。ブース番号はE60だ。

同社は「光の技術」と「高速処理能力」を組み合わせたロボットビジョンシステムを活用し、生産現場の完全自動化を再現した複数の実機デモンストレーションを披露する。

■ばら積みピッキング

2種類の部品が混在する網パレットを対象に、ロボットビジョンでワークの位置と姿勢を認識する。一方のパレットでピック&プレースを行いながら、もう一方のパレットの認識処理を並行して実施することで作業効率を高める。ロボットの動作は周辺環境との干渉を考慮して制御され、安全性にも配慮している。

■ビジョントラッキングによるボルト締結

コンベアなどの搬送装置を止めることなく、移動中のワークにボルト締結を行うデモだ。ビジョンからの情報をもとにワークの進行方向や速度を把握するため、位置決め用の専用治具が不要な構成となっている。

■コンベア上でのピッキング

射出成形機などから排出される部品を対象に、ロボットビジョンで位置と姿勢を3次元認識してピッキングを行う。搬送中の姿勢変化にも対応できる構成とすることで、コンベア設備の改造を最小限に抑えた自動化の可能性を示す。

■把持位置補正による組付け

板金部品をピン形状の治具へセットする工程を想定したデモで、撮像と処理のタイミングを最適化して効率的なピッキングを実現する。ロボット移動中に再撮影を行い、把持位置のずれを補正することで安定した組付け動作を支援する。

また、ロボットに取り付けるハンドビジョンを採用することで、1台のカメラで複数種類のワークに対応できる点も特徴だ。新型モデルのデモンストレーションも実施予定としている。

《森脇稔》

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