メルセデスベンツ『Cクラス』新型、約1060万円から欧州受注開始…航続762kmのEVに

・新型電動CクラスはWLTP基準で最大762kmの航続距離を実現し、800V技術により10分間で最大325kmの充電が可能。

・ピーク出力360kW・トルク800Nmを発揮し、0~100km/hを4.0秒で加速。クーペ風シルエットのデザインを採用した。

・99.3cm(39.1インチ)のMBUXハイパースクリーンとMB.OSを搭載し、OTAアップデートや各種デジタル機能の追加に対応する。

メルセデスベンツ『Cクラス』新型
メルセデスベンツ『Cクラス』新型全 12 枚

メルセデスベンツは、全面刷新した電動『Cクラス』の受注を欧州で開始した。

【】画像メルセデスベンツ『Cクラス』新型

ドイツでの価格は、法人向けが税抜き5万6900ユーロ(約1060万円)から、個人向けが税込み6万7711ユーロ(約1260万円)からとなっている。

■航続距離と充電性能

メルセデスベンツ『Cクラス』新型メルセデスベンツ『Cクラス』新型

最初に設定されるモデルは「C 400 4MATIC エレクトリック」で、WLTP基準による航続距離は最大762kmを達成する。

800V技術と急速DC充電を組み合わせることで、わずか10分間で最大325kmぶんの充電が可能だ。これにより、長距離ドライブでも短い充電停車で対応できる。

実際の長距離走行では、1回の短い充電停車でベルリン~パリ間(1054km)を走破できるとしている。

今後は後輪駆動モデルや異なるバッテリー容量のモデルも追加予定で、後輪駆動モデルは航続距離約800kmを見込む。

■走行性能とデザイン

メルセデスベンツ『Cクラス』新型メルセデスベンツ『Cクラス』新型

C 400 4MATIC エレクトリックは、ピーク出力360kW、最大トルク800Nmを発揮する。0~100km/hの加速は4.0秒、最高速度は210km/hだ。

オプションのエアマティック・エアサスペンションや後輪操舵システムにより、乗り心地と操縦安定性を両立する。

デザインは低く平らなフロント、張りのあるルーフライン、丸みを帯びたリアによるクーペ風シルエットを採用。アンロック・ロック・充電時にグリルをライトアニメーションで演出するオプションも用意する。

■快適性と実用性

メルセデスベンツ『Cクラス』新型メルセデスベンツ『Cクラス』新型

電動専用アーキテクチャにより、広い室内空間と荷室を確保した。トランク容量は470Lで、フロントトランク(フランク)は液体換算で101Lを確保する。最大牽引能力は1.8tだ。

■デジタル機能と運転支援

メルセデスベンツ『Cクラス』新型メルセデスベンツ『Cクラス』新型

99.3cm(39.1インチ)のMBUXハイパースクリーンを搭載し、メルセデス・ベンツ最大のディスプレイとなる。

メルセデス・ベンツ・オペレーティング・システム(MB.OS)を基盤とし、インフォテインメント・快適機能・充電・運転支援などの主要機能を統合。メルセデス・ベンツ・インテリジェント・クラウドを通じたOTAアップデートにも対応する。

運転支援機能はMB.DRIVEとして提供される。標準装備のディストロニック・ディスタンス・アシストに加え、オプションでステアリング・アシスト(SAEレベル2相当)や360度カメラを備えたMB.DRIVEパーキング・アシスト360も選択できる。

メルセデス・ベンツは今年「イノベーション140周年」を掲げており、電動Cクラスはその象徴的な新モデルと位置づけられている。

《森脇稔》

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