ゴードン・マレー、スーパーカー『T.50s ニキ・ラウダ』の第1号車を世界初公開へ…グッドウッド 2026

・ゴードン・マレーがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに4台を出展し、T.50s ニキ・ラウダの最初のカスタマーカーが世界初公開される。

・S1 LMデザインモデルが欧州初登場。昨年ラスベガスのオークションで2063万ドルという新車最高落札額を記録した。

・T.33スパイダーのバリデーション・プロトタイプが世界初の公開走行を行い、3.9リットル自然吸気V12エンジンを搭載する。

ゴードン・マレー『T.50s ニキ・ラウダ』の第1号車
ゴードン・マレー『T.50s ニキ・ラウダ』の第1号車全 8 枚

ゴードン・マレー・オートモーティブは、英国で7月に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に4台のラインナップで出展する。

【画像】ゴードン・マレーのスーパーカー

目玉は、サーキット専用スーパーカー『T.50s ニキ・ラウダ』の最初の顧客向け車両(シャシー1)の世界初公開だ。

ゴードン・マレー『T.50s ニキ・ラウダ』の第1号車ゴードン・マレー『T.50s ニキ・ラウダ』の第1号車

この1台はグッドウッド・ヒルを実際に走行する。ボディカラーは白をベースに南アフリカ国旗をモチーフとしたリバリーを採用。レースナンバー「7」はグロスブラックで描かれ、「ブラバム BT44」にインスパイアされたデザインだ。これはゴードン・マレーが1974年に南アフリカのキャラミで挙げた初のF1優勝を称えるもので、カルロス・ロイテマンが駆った優勝マシンへのオマージュでもある。

T.50sは全25台のサーキット専用モデルで、それぞれマレーが異なるサーキットで挙げた最初の24回のグランプリ優勝日と、特別な耐久レース優勝を記念した名称が与えられている。

ゴードン・マレー氏は、「T.50を発表してからわずか6年で、チームは世界中のオーナーに100台のカスタマーカーを設計・開発・製造・納車した。T.50sの製造も始まり、T.33とT.33スパイダーも生産に向けた開発が順調に進んでいる。軽量で美しく仕上げられたスーパーカーを顧客に届け、愛好家と共有できることは光栄だ」と述べた。

ゴードン・マレー S1 LMゴードン・マレー S1 LM

「ゴードン・マレー S1 LM」デザインモデルは、昨年カリフォルニアでワールドプレミアを飾り、ラスベガスのオークションで2063万ドルという慈善目的を除く新車の最高落札額を記録した。グッドウッドでは欧州初登場となる。マレーのル・マン優勝マシンへのオマージュを込めたデザインで、同社の7つのコア原則、特に「排他性」「エンジニアリングの芸術性」「軽量構造」「ドライビングの完璧さ」を追求している。

ヒルを走行するもう1台は「ゴードン・マレー ル・マン GTR XP1」だ。全24台という超限定生産モデルの実験的プロトタイプで、マレー自身のロングテール・ル・マンレーサーからインスピレーションを得た空力設計と、ロードとトラックの両立を目指したデザインが特徴だ。

ゴードン・マレー T.33 スパイダーゴードン・マレー T.33 スパイダー

4台目は「T.33スパイダー」のバリデーション・プロトタイプ(VP12)で、世界初の公開走行となる。鮮やかなグリーンのボディカラーをまとい、3.9リットル自然吸気V12エンジンを搭載。オープントップの形式を活かし、よりダイレクトで没入感の高いドライビング体験を提供するという。

ゴードン・マレーは2020年8月にT.50を発表して以来、6年足らずで世界中のオーナーに100台を納車。T.50sの納車も進行中で、T.33およびT.33スパイダーも開発の最終段階にある。

《森脇稔》

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