米国製SUV『ハイランダー』、全国のトヨタ販売店で8月1日発売…右ハンドルで860万円

・トヨタは米国インディアナ工場生産のSUV「ハイランダー」を、8月1日より全国トヨタ車両販売店で発売する。価格は860万円。

・日米交渉を踏まえた新制度(米国の安全基準適合車を日本国内で追加試験なしに販売できる仕組み)を活用し、タンドラとハイランダーの2車種が認定を取得した。

・今後カムリの導入も予定しており、米国生産3車種の日本展開を通じて日米関係への貢献を目指す。

トヨタ ハイランダー Limited ZR Hybrid
トヨタ ハイランダー Limited ZR Hybrid全 11 枚

トヨタ自動車は7月1日、米国の工場で生産したSUV『ハイランダー』を、全国トヨタ車両販売店で8月1日より発売すると発表した。価格は860万円だ。ニュージーランド向け仕様のため、右ハンドルとなる。

【画像】トヨタ・ハイランダー

トヨタ ハイランダー Limited ZR Hybridトヨタ ハイランダー Limited ZR Hybrid

ハイランダーはこれまで、日米交渉を踏まえた新制度を活用し、トヨタモビリティ東京で2026年4月2日より先行販売されていた。今回、全国の販売店へと展開を広げる。

この新制度は、米国で製造され、米国の安全基準に適合する車両について、日本国内で追加の試験を行わずに販売できる仕組みだ。トヨタはこの制度を活用し、米国工場で生産した車両の日本導入を検討してきた。今回、米国で人気の高いタンドラとハイランダーの2車種が本制度での認定を取得し、日本国内での販売を開始する。生産拠点はTMMI(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ)インディアナ工場だ。

トヨタ ハイランダー Limited ZR Hybridトヨタ ハイランダー Limited ZR Hybrid

ハイランダーは、広い室内空間と優れた走破性を備えた3列シートのミッドサイズSUVで、都会からアウトドアまで幅広いシーンに対応する。米国では2001年の初代モデル発売以来、累計約360万台以上を販売しており、ファミリー層から高い支持を得ている。

車両の特徴として、大径タイヤとワイドトレッドによる力強いスタンス、大開口グリルとシャープなLEDヘッドランプによる堂々としたフロントフェイスが挙げられる。

トヨタ ハイランダー Limited ZR Hybridトヨタ ハイランダー Limited ZR Hybrid

室内は7人乗りの3列シートを備え、パノラマルーフ、JBLプレミアムサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイなどの快適装備を採用する。3列目シートをフロアにフラット収納すると、約870リットルの大容量ラゲージスペースを確保できる。

トヨタ ハイランダー Limited ZR Hybridトヨタ ハイランダー Limited ZR Hybrid

パワートレインは、2.5リットル直列4気筒エンジンと高出力モーターを組み合わせた高効率ハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は184kWだ。全車に電子制御4輪駆動システム「E-Four」を搭載し、雨天・雪道・高速走行など多様な路面での安定した走りを実現する。エコ/ノーマル/スポーツのドライブモードセレクトに加え、凹凸路ではTRAILモードがタイヤの空転を抑えて走行を支援する。

なお、同じく導入を検討している『カムリ』については、準備が整い次第、販売を開始する予定だ。トヨタは米国生産3車種の日本導入を通じて、幅広い顧客の多様なニーズに応えるとともに、より良い日米関係への貢献を目指すとしている。

《森脇稔》

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