ホンダは7月10日、直列4気筒399ccエンジンを搭載した新型フルカウルスポーツ『CBR400R FOUR E-Clutch』を、9月18日に発売すると発表した。メーカー希望小売価格は119万9000円(税込)。
【画像】鈴鹿8耐、モーターサイクルショーに展示された「CBR400R FOUR」
CBR400R FOUR E-Clutchは、「New Generation Sport “普段使いから得られる高揚感”」を開発コンセプトに、「走りそのものに集中するシーンで得られる、より一層の充実感」を目指したモデルだ。
金属を削り出したようなソリッドな面表現と未来的な灯火器デザインを組み合わせ、最先端マシンの高い性能を表現している。ネイキッドモデルの新型『CB400 SUPER FOUR E-Clutch』とプラットフォームを共用しながら、フルカウルモデルとしての走行充実感を追求したとしている。
◆新設計の直列4気筒399ccエンジン
ホンダ CBR400R FOUR E-Clutch
新型CB400 SUPER FOURと共通となる新設計の直列4気筒399ccエンジンは、市街地からワインディング、高速巡航まで幅広いシーンに対応するエンジン特性を目指した。TBW(スロットルバイワイヤシステム)の採用に加え、エンジン各部の低フリクション化やバルブ挟み角の狭角化による高圧縮比化を図り、広い回転域でスムーズな出力特性を実現している。
吸気系は、ファンネルの長さや径を調整して高揚感のある吸気音を演出するとともに、左右のヘッドライト下部に設けたツインラムエアダクトにより、高速域でのシャープなエンジン回転上昇フィーリングに寄与。排気系は4-2-1集合のエキゾーストパイプを採用し、直列4気筒ならではの伸びのある排気音を演出している。
◆クラッチレバー操作不要のE-Clutch
Honda E-Clutch(Eクラッチ)は、発進・変速・停止などの場面でライダーのクラッチレバー操作を不要とし、最適なクラッチコントロールを自動制御するホンダ独自の電子制御技術だ。TBWとの協調制御を行い、シフトダウン時には半クラッチ制御に合わせてTBWがエンジン回転数を制御することで変速ショックを低減。また、急減速時やリアタイヤが跳ねる場面では半クラッチ制御を介入させ、安定した車体挙動に寄与している。
通常のマニュアルトランスミッション車のように、クラッチレバーを操作して走ることもできるのが特徴だ。
◆積極的な車体コントロールを重視した設計
ホンダ CBR400R FOUR E-Clutchフレームは新設計の鋼管ダイヤモンド式を採用し、軽量化と配置の最適化によって完成車のマス集中化に寄与している。ライディングポジションはスポーツライディングを重視した前傾姿勢とし、ワインディングでの車体との一体感を高めた。セパレート化されたシートは荷重移動しやすい形状とし、積極的な車体コントロールを重視した構成となっている。
サスペンションはフロントに倒立カートリッジタイプ、リアにプロリンク式を採用し、快適性とスポーティーな走行性能を両立する減衰特性を追求している。
◆5インチフルカラーTFT液晶メーターを標準装備
5インチフルカラーTFT液晶メーターを標準装備し、スマートフォンと連携する「Honda RoadSync」機能を搭載する。ハンドルのセレクトスイッチや別売りヘッドセットでの音声入力により、音楽再生やナビゲーションなどのアプリ操作が可能だ。
ライディングモードは「STANDARD」「SPORT」「URBAN」「USER」の4種類を用意している。また、USB Type-Cソケットを標準装備する。
カラーは、無機質で未来的な印象の「ベータシルバーメタリック」と、フルカウルのシルエットを強調する「マットバリスティックブラックメタリック」の2色を設定し、それぞれ専用グラフィックを採用している。
ホンダ CBR400R FOUR E-Clutch



