フォーカル新発売スピーカー「SLATE FIBER」、プリウス専用キットで手軽に本格3ウェイ化

フォーカル SLATE FIBER
フォーカル SLATE FIBER全 16 枚

フランスのフォーカルから、ミドルクラススピーカー「SLATE FIBER(スレートファイバー)」の第2世代モデルが登場した。プリウスのデモカーで、その実力を確認した。

【画像全16枚】

フォーカルの新ミドルクラススピーカー「SLATE FIBER」が登場

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超ハイエンドから手軽なトレードインスピーカーまで、幅広いラインアップを誇るフランスのフォーカル。日本でも高音質スピーカーブランドとして高い知名度を持ち、ハイエンドモデルによって培われたブランドイメージに憧れを持つユーザーも少なくない。

そんなフォーカルが新たに投入したのが、ミドルクラスに位置する「SLATE FIBER」シリーズだ。第2世代となる今回は従来の2ウェイモデルに加え、3ウェイモデルやサブウーファーも追加された。なかでも165mm・3ウェイセパレートキット「165 SF3」は税込9万9000円と10万円を切る価格設定で、2ウェイセパレートの「165 SF」も6万500円と手ごろ。純正オーディオや安価なトレードインスピーカーでは満足できず、本格的にカーオーディオの高音質化を狙いたいユーザーにとって魅力的な選択肢となる。

再生カーボンを使った「SLATE FIBER」コーン

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「SLATE FIBER」の特徴は、ウーファーやミッドレンジに用いられる振動板素材にある。「SLATE FIBER」コーンは再生カーボンと熱可塑性ポリマーを組み合わせたフォーカル独自の素材で、スピーカーに求められる剛性と軽さを高次元で両立。スピード感のある高忠実な再生を可能にしている。またスレートブルーと呼ばれる青みがかった天然岩石のようなテクスチャーの振動板もデザイン上の特徴だ。

ラインアップは、165mm・3ウェイセパレートの「165 SF3」を筆頭に、200mm・2ウェイセパレート「200 SF」、165mm・2ウェイセパレート「165 SF」、165mm・2ウェイコアキシャル「C 165 SF」を用意。さらに65mmミッドレンジ「65 SF」や200mmサブウーファー「SUB 20 SF」もそろえ、手軽な導入からシステムアップまで対応する。

プリウス専用キットで手軽に高音質化

今回のデモカーは、フォーカル プラグ&プレイ本店(千葉県木更津市)に用意されたプリウス。取り付けられているのは3ウェイモデルの「165 SF3」で、ウーファー用のバッフルやミッドレンジ用のブラケットなど取付部品も付属。さらにプラグ&プレイブランドのDSPアンプ「PLUG&PLAY640」を組み合わせたプリウス専用キットとしている。

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165mmウーファーはドアの純正位置へ高精度のアルミダイキャスト製バッフルで装着し、65mmミッドレンジはダッシュ両サイドの純正位置へ樹脂製トヨタ用取付ブラケットで固定。ツイーターはアングルマウントアダプターで角度を計算して取り付ける。

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メインユニットは純正ディスプレイオーディオを使用し、配線はすべてカプラーオン。加工もほぼ不要なため、愛車に大がかりな加工をしたくないユーザーにも導入しやすい仕様となっている。

3ウェイらしい厚みとわかりやすい高音質

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車体やドアにはデッドニング処理を施さず、スピーカー付属のパッシブネットワークを用いたシンプルな構成。試聴してまず感じるのは、3ウェイらしい中域の厚みだ。ダッシュ上の純正位置にインストールされた65mmミッドレンジが、専用ブラケットによる強固な固定やユニット特性、パッシブネットワークの設定と相まって、密度感のあるサウンドを生み出している。

ドアに装着された165mmウーファーも、アルミダイキャスト製バッフルの効果で中低域の押し出し感が高い。ベースやドラムスなどのリズム楽器も心地よく、音楽の躍動感をしっかり伝えてくれる。さらに純正リアスピーカーをあえて鳴らすことで、車室内に包まれるような空間表現も加わっている。後席乗員のためにリアスピーカーを残したいユーザーにも合う仕様だ。

DSPアンプ「PLUG&PLAY640」DSPアンプ「PLUG&PLAY640」

DSPアンプ「PLUG&PLAY640」では、タイムアラインメントやイコライザーをプリウス向けに最適化。ダッシュ上のセンターに自然な音像が現れ、純正オーディオでは味わえない上質なサウンドを再現している。繊細さに偏ることなく、厚みとメリハリを重視したわかりやすい高音質で、フォーカルらしさと現代的なレスポンスの良さを両立している。

マニアックな加工や大がかりなシステムを用いず、無加工に近い取り付けでフォーカルサウンドを体感できる今回のプリウス。新しい「SLATE FIBER」は、ハイエンドオーディオへの入り口として、愛車の音を手軽にグレードアップしたいユーザーに魅力的なシリーズとなった。

《土田康弘》

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