コルベットとキャデラックEV、「Google Gemini」導入…日本でもAIアシスタント利用可能に

・GMはキャデラックEVとコルベットに「Google Gemini」を順次導入し、日本を含む複数の国で展開する。

・GeminiはGMのインフォテインメントシステム内で動作し、自然な対話形式でルート案内やエンターテインメント、翻訳などを提供する。

・アップデートは数カ月にわたり段階的に配信され、利用にはコネクテッドサービスの有効期間とGoogleアカウントへのサインインが必要だ。

「Google Gemini」
「Google Gemini」全 9 枚

GMは、北米に続いて日本、オーストラリア、ニュージーランド、欧州各国で「Googleビルトイン」を搭載したすべてのキャデラックEVおよびコルベットを対象に、AI(人工知能)アシスタント「Google Gemini(ジェミニ)」を順次導入すると発表した。

【画像】コルベットとキャデラックEV

GeminiはGMのインフォテインメントシステム内で動作し、自然言語処理と文脈認識機能を備えている。従来の「Googleアシスタント」に代わるもので、コマンドを覚えたり会話の流れを繰り返し説明したりすることなく、自然な対話が可能だ。ハンドルから手を離さず、視線を道路から外すことなく利用できる点も特徴だ。

■Geminiで体験できる主な新機能

【途切れない会話】

一連のタスクをひとつの会話の流れの中で処理できる。「近くの郵便局に案内して、途中でコーヒーも飲みたい」といった複合的な指示にも対応し、会話の途中で音楽のリクエストに話題を切り替えることも可能だ。

【ルートプランニング】

ルート沿いの高評価カフェや、車両のコネクター規格に対応したEV充電スポットの検索・追加ができる。リアルタイムの交通情報も自然な対話で取得できる。

【シーンに合わせたエンターテインメント】

景色に合わせたプレイリストの作成や、待機中に残り時間に合ったポッドキャストの提案なども行う。「Amazon Music」「Audible」「Prime Video」「Spotify」「YouTube」などの車載アプリと連携する。

【学びとアイデア創出】

「"Hey Google"、話そう」と声をかけるだけで「Gemini Live」が起動し、旅行計画の相談や学習サポートなど、自由な対話が始まる。

【多言語コミュニケーション】

スマートフォンに触れることなく、テキストメッセージの作成・編集・翻訳が可能だ。対応言語は日本語を含む16言語となっている。

■利用開始時期と条件

Geminiは、Googleビルトインを搭載した2025年モデル以降のキャデラックEVおよび2026年モデル以降のコルベットに順次導入される。アップデートは数カ月にわたり段階的に配信され、車両で準備が整うとインフォテインメント画面に通知が表示される。

利用にはコネクテッドサービスの無償期間が有効であること、Googleアカウントへのサインイン、対応言語の設定、Geminiの利用への同意が必要だ。今後、追加のGM車両への展開と対応言語の拡大も予定されている。

《森脇稔》

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