水陸両用バス「山中湖のカバ」に新車両、「KABA6号」が7月18日デビュー…電動開閉式ルーフ搭載

水陸両用バス「山中湖のカバ」の「KABA6号」
水陸両用バス「山中湖のカバ」の「KABA6号」全 4 枚

富士急グループの富士急バスは7月18日より、水陸両用バス「山中湖のカバ(YAMANAKAKO NO KABA)」の新車両「オープンKABA(KABA6号)」の運航を開始する。

【画像】水陸両用バス「山中湖のカバ」の「KABA6号」

KABA6号は電動開閉式ルーフを備えた水陸両用バスで、2026年6月にデビューした「オープンKABA(KABA5号)」に続く2台目のオープンタイプ車両だ。夏休みシーズンに向けた運航体制の強化が目的で、山中湖の風や水しぶき、富士山の絶景をより多くの乗客に届ける。

「山中湖のカバ」は、陸上を走行するバスがそのまま湖へダイビングする水陸両用バスで、2011年4月に山梨県初の水陸両用バスとして運航を開始した。デザインは工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけ、古代エジプトの守り神でもあるカバをモチーフにしている。車輪とスクリューを備え、陸上と湖上の両方から富士山と山中湖の自然を体感できる。

KABA6号の定員は40名で、全長11.99m、幅員2.48m、重量1万3910kg、航海速力5.8ノット。KABA5号(全長11.95m、幅員2.45m、重量1万2325kg、航海速力6.1ノット)とは異なる仕様で製造されており、それぞれ個性を持つ車両となっている。

KABA6号の加入により、富士急グループが保有する水陸両用バス「KABA」は全6台体制となる。初代のKABA1号・KABA2号は引き続き山中湖で現役稼働し、KABA3号・KABA4号は東京・お台場の「TOKYO NO KABA」として活躍している。

新車両では車内設備も充実した。車内モニターを新設し、アテンダントの案内に合わせて山中湖やKABAにまつわる映像を上映することで、後方座席の乗客にも臨場感ある体験を提供する。また、全座席に多言語音声ガイドを導入し、イヤホン接続で英語・中国語・韓国語・タイ語・インドネシア語の5か国語による案内が利用できる。

山中湖は標高約1000mの高原に位置し、夏の平均気温が20度前後と涼しい避暑地として知られる。運航は毎日(天候により中止の場合あり)、1日6~9便で、乗車時間は約30分。発着場所は山中湖旭日丘バスターミナル「森の駅」。料金は大人2800円・小人1400円(夏季料金7月1日~8月31日は大人3000円・小人1500円)。予約は乗車日30日前から当日1時間前まで「Fujiyama Connect」で受け付ける。

《森脇稔》

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