トヨタ車体は7月15日、超小型BEVの『コムス』について国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。リコール届出番号は5848。
対象となるのは型式「ZADTAK30」のコムスで、2012年7月4日から2025年4月8日に製作された1万1467台(車台番号:TAK30-000101~TAK30-011888)だ。
不具合の部位はパーキングブレーキレバーで、原因は2点ある。
(1)ポールの製造管理が不充分なため、硬度が不足しているものがある。レバーに強い衝撃が加わるとポールの先端が破損することがあり、そのまま使用を続けるとポールが摩耗し、レバーを引き上げても保持できなくなることがある。
改善箇所(1)
(2)ケーブルガイドブラケットの製造管理が不充分なため、溶接が不足しているものがある。パーキングブレーキを繰り返し操作すると溶接が剥がれ、パーキングブレーキケーブルが入り込んでレバー引き代が増加することがある。
改善箇所(2)最悪の場合、パーキングブレーキが効かなくなり、車両が動き出すおそれがある。不具合件数は(1)が3件、(2)が29件。事故の発生はない。
改善措置として、全車両を対象に、パーキングブレーキレバーを良品と交換し、パーキングブレーキケーブルおよびパーキングブレーキブラケットを新品と交換する。なお、ケーブルにスペーサが取り付けられているものはスペーサを取り外す。
本件は2026年1月14日付け届出番号「5762」でリコール届出を行ったものだが、新たに原因が判明したため、改善措置の内容および対象範囲を見直し、再度届け出たものだ。届出番号5762の改善措置内容を含んでおり、本リコールの改善措置の実施により、リコール「届出番号5762」も実施したものとみなすことができる。




