トヨタ自動車は、大型ピックアップトラック『タンドラ』の改良新型を米国で発表した。
【画像】トヨタ『タンドラ』改良新型の「トレイルハンターパッケージ」
デザインを刷新し、技術を進化させるとともに、新たな「トレイルハンター」パッケージを追加することで、オフロード性能をさらに高めた。
オーナーの声や生活・仕事・アウトドアでの使い方を研究した結果を反映した今回の改良は、フルサイズトラックとしての本格的な実力とアクティブなライフスタイルをつなぐというトヨタの方針に基づいている。
■新「トレイルハンター」パッケージ
トヨタ『タンドラ』改良新型の「トレイルハンターパッケージ」
改良新型タンドラの目玉の一つが、新設された「トレイルハンター」パッケージだ。SR5グレードをベースに、工場出荷時からオーバーランディング(長距離オフロード探検)に対応した仕様となっている。
具体的には、ミシュランのLTXトレイル265/70R18タイヤ、オールドマンエミュー製アップグレードサスペンション、フロントリカバリーフック、アンダーボディ保護パーツを装備し、険しい地形への対応力を高めた。
さらに、マルチテレインセレクト、クロールコントロール、リアデフロックといったオフロード走行支援技術も搭載する。外観面では、ブロンズカラーのホイールと専用バッジを採用し、独自のビジュアルアイデンティティを確立している。価格帯は比較的手の届きやすい設定とし、より多くのユーザーがアドベンチャー仕様のタンドラを選べるようにした。
■力強さと現代感を両立したデザイン
トヨタ『タンドラ』改良新型の「トレイルハンターパッケージ」デザインはトヨタの北米デザイン拠点であるミシガン州アナーバーのキャルティ・デザイン・リサーチが担当した。フロントエンドは垂直方向の力強さを強調した四角いジオメトリーを採用し、力強さと最大限の積載能力を視覚的に表現している。
グリルは六角形をモチーフにしたデザインで、グレードごとに異なる個性を演出。バンパーには長方形のフォグランプをすっきりと組み込んだ。ラインアップ全体で、超本格オフロードグレードから超プレミアムグレードまで、幅広い顧客ニーズに対応するデザイン戦略を採用している。
■最新世代のトヨタ・オーディオ・マルチメディアシステム
トヨタ『タンドラ』改良新型の「トレイルハンターパッケージ」改良新型タンドラには、トヨタ・モーター・ノースアメリカとトヨタ・コネクテッド・ノースアメリカが共同開発した最新世代のオーディオ・マルチメディアシステムを搭載する。AT&T 5Gネットワーク接続に対応し、スマートフォンのような直感的な操作画面とカスタマイズ可能なウィジェットを備える。
「ハイ・トヨタ」の音声コマンドへの応答が速くなった新しい音声アシスタント機能も搭載。画面サイズは14インチを標準化し、より大きく高度なデジタルインターフェースを実現した。また、ドライブレコーダー機能を標準装備し、車両の外部カメラ(前後カメラまたはパノラミックビューモニター)で手動・自動で20秒間の映像を記録できる。
■デジタルキー機能を拡充
デジタルキー機能も強化された。トヨタアプリからの操作に加え、アップル、グーグル、サムスンのデジタルウォレットアプリからも施錠・解錠・エンジン始動などの操作が可能になった。最大5人のドライバーとデジタルキーを共有・管理することもできる。NFC(近距離無線通信)を利用するため、スマートフォンのバッテリーが切れた状態でも一定時間は車両へのアクセスが可能だ。
■その他の改良点
i-FORCEマックスグレードには2.4kWのインバーターを搭載し、工具やレジャー機器への電力供給が可能だ。照明面では、グリル搭載のLEDライトバーを明るさ向上のため刷新し、リジッド製フォグランプもオプションで用意する。
■グレード構成とパワートレイン
改良新型タンドラのグレードは、SR、SR5、リミテッド、プラチナ、1794エディション、TRDプロ、キャプストーンに加え、トレイルハンターパッケージを設定する。パワートレインはガソリンツインターボV6と、ハイブリッドのi-FORCEマックスの2種類から選択できる。




