「小型・薄型パワードサブウーファー」の注目機をチェック![低音を制する者はカーオーディオを制す]

フォーカル・iSUB ACTIVE
フォーカル・iSUB ACTIVE全 4 枚

車内では、低音が不足しがちだ。なぜならドアに取り付けられるスピーカーでは、口径がさほど大きくないので物理的に超低音までをスムーズに鳴らし切れないからだ。当連載では、その対処法となる「低音強化」について解説している。

【画像全4枚】

◆リーズナブルなモデルが良ければ「カロッツェリア」のベーシック機に要注目!

今回からは、「サブウーファー」の注目モデルを紹介していく。まずは、小型・薄型パワードサブウーファーにスポットを当てる。

最初に、国産カーエレクトロニクスブランドの雄、「カロッツェリア」の人気モデルから紹介したい。なお同社は小型・薄型パワードサブウーファーを多彩に用意しているのだが、その中でのベーシック機となる『TS-WX140DA』が侮れない。

ちかみに当機はオープン価格だが、実勢価格はおよそ2万円を切るくらいだ(税込)。ここまでリーズナブルでありながら、性能はなかなかに高い。ドアスピーカーでは滑らかに鳴らし切れない低音をパワフルに再生できる。市販スピーカーを搭載している車両でも、普通に使う分にはそれと組み合わせて不満に思うことはないはずだ。

また当機は、消費電力がパワードサブウーファーとしては少な目なので、プラス電源は必ずしも車両のメインバッテリーから引き込まなくても大丈夫だ。ゆえに、取り付け費用も抑制できる。

カロッツェリア・TS-WX140DAカロッツェリア・TS-WX140DA

◆スウェーデン発の「DLS」では、本格機を2モデル用意!

続いては、小型・薄型パワードサブウーファーのハイグレードモデルをフィーチャーする。まず紹介したいのは、スウェーデンのハイエンドカーオーディオブランド「DLS」の『ACW68』(税込価格:5万7200円)と『ACW10』(税込価格:6万3800円)だ。これらはともに、小型・薄型パワードサブウーファーとしては上級機というべき価格帯にあり、音質性能もそれにふさわしく優秀だ。

音質性能が高いポイントは大きく2つある。1つは「筐体が堅牢なこと」、もう1つは「ハイパワーであること」、これらだ。特に前者は、高い音質性能を確保するためには重要な要素だ。もしも筐体が軟弱だと、音量を上げたときにボディ自体が共振し音を濁らせる。また、振動板を動かそうとする力をロスする。しかしこれら2機種では、そうはならない。

DLS・ACW68DLS・ACW68

◆フランス発「フォーカル」も、名機『iSUB ACTIVE』をラインナップ!

なお、『ACW68』の方が1サイズ小さい。振動板が15×20cmの楕円形で、ボディは210×290×72.5mm。『ACW10』は振動板が25cmの丸形で、ボディサイズは245×345×68mm。また定格出力は前者が120Wで後者は200Wだ。コンパクトであることを優先させたければ前者が、音にこだわりたければ後者が向く。

そしてもう1つ、フランス発の世界的なスピーカーブランド「フォーカル」の『iSUB ACTIVE』(税込価格:6万8200円)を取り上げる。当品は流石、名門スピーカーブランドである同社が擁するモデルだけあって、その音質性能の確かさは多くの専門店にて認められているところだ。当機も筐体がしっかりしていて共振を起こすこともパワーをロスすることもない。

なお当機は振動板のサイズは20cmで定格出力は130W。スペック的には現実路線だが、低音再生能力は1サイズ大きなモデルにもひけを取らない。ボディサイズは、328×230×63mmなので幅広い車種でシート下に収まるはずだ。

今回は以上だ。次回も注目モデル解説を続行する。乞うご期待。

《太田祥三》

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