低音をしっかり鳴らせると、音楽の楽しさや臨場感がアップする。当連載ではそうなる理由から「低音強化」の具体的な実践法までを解説している。現在は「サブウーファー」の注目機を紹介している。今回は、「ボックスサブウーファー」のお薦めをピックアップする。
◆「ボックスサブウーファー」はつまり、ホーム用の「スピーカー」と同様な形態!
最初に、ボックスサブウーファーとは何なのかを簡単におさらいしておこう。これは、サブウーファーユニットと「ボックス」とか一体化したアイテムだ。つまり、ホーム用のスピーカーと同様な形態にて完成品となっている。なのでホーム用の「スピーカー」と同じく、電源配線と信号配線を行った上で車両に設置すれば音を出せる。
なお、これにはタイプ違いが2つある。1つは「パワーアンプ」も内蔵しているもの=「パワードタイプ」で、もう1つはパワーアンプを内蔵していないもの=「アンプレスタイプ」だ。なのでその点で前者の方が導入のハードルは下がる。ただ、後者では好きな「外部パワーアンプ」を自由に組み合わせられる。そこは利点だ。
では、その注目モデルを具体的に紹介していこう。なおこれを豊富にラインナップする国産カーエレクトロニクスブランドは「カロッツェリア」だけだ。その中身はどうなっているのかというと……。
「ボックスサブウーファー(パワードタイプ)」の一例(カロッツェリア・TS-WX300TA)。
◆「カロッツェリア」は2タイプ、計8モデルをラインナップ!
なおカロッツェリアは、ボックスサブウーファーをパワードタイプとアンプレスタイプの両方でそれぞれ数機種ずつ計8モデルを擁しているのだが、それぞれで方向性が異なっている。パワードタイプはパワフルに鳴らせることを特長としていて、アンプレスタイプは特にパワフルに鳴らすことに特化はしていない。どちらにも対応可能で、むしろナチュラルに鳴らす用途に重きを置いているとも言って良い。
なお、パワードタイプには計5機種が名を連ねているが、その中でも以下の3機種は特に、パワフルであることを前面に打ち出している。『TS-WX300TA』(税込価格:3万3000円)、『TS-WX300A』(税込価格:3万3000円)、『TS-WX1220AH』(税込価格:6万6000円)、これらだ。
これら3機種はともに、見た目からしてパワー重視であることが伝わってくる。いずれも「サブウーファーユニット」には大口径タイプ(30cm)を採用し、ボックスは容量が大きくなりがちな「バスレフ型」として、積載性よりも鳴りっぷりの良さに比重が置かれた仕様となっている。
「ボックスサブウーファー(パワードタイプ)」の一例(カロッツェリア・TS-WX1220AH)。◆大口径ユニットを2発搭載するハイパワーモデルも用意!
中でも『TS-WX1220AH』は、30cm口径のサブウーファーユニットを2発も搭載し、一層パワフルに鳴らせるようになっている。そうしていずれも大出力と大音量を発揮できることが大々的にうたわれている。
一方、アンプレスタイプの方は3機種展開となっていて、各機ごとでサブウーファーユニットの口径が異なっている(30cm、25cm、20cm)。なのでユーザーは、サウンドと積載性の両方を鑑みてセレクトできる。また、ボックスの形状も場所を取りにくいように薄型とされている。
そしてさらには「ダウンファイヤリング」と呼ばれる設置法も選択可能だ。これは振動板を下に向けて置くやり方で、そうすることで本体の上に荷物を載せられるので積載性への影響を少なくできる。それでいて振動板から放たれた低音を床にぶつけることによるさらなる低音増強効果も得られる。鳴らし方のバリエーションが多く、かつ実用性も重んじられた仕様となっている。
今回は以上だ。次回は「単体サブウーファー」の注目機を紹介していく。乞うご期待。




