計測・分析機器大手のHORIBA(堀場製作所)は、2028年を目標年度とする中長期経営計画「MLMAP2028」を更新した。半導体事業への積極投資と構造改革による収益力向上を柱に、企業価値のさらなる向上を目指す。
■財務目標を上方修正
更新後の2028年度の財務目標は、売上高4600億円(当初計画4500億円)、営業利益900億円(同800億円)、当期純利益620億円(同550億円)、ROE(自己資本利益率)14.0%以上(同12.0%以上)に引き上げられた。
■計画更新の背景
2024年2月の計画発表以降、事業環境が大きく変化した。水素を中心とした新エネルギー関連の投資動向が変化し、モビリティ分野では電気自動車(EV)開発への集中からハイブリッド車を中心とした内燃機関を有する自動車開発への回帰が起きている。一方、半導体分野ではAI需要を背景としたデータセンターへの投資が加速しており、こうした環境変化に柔軟かつ迅速に対応するため、計画の更新を決定した。



