千葉豪雨の被災車両、タウが引取体制を強化…車両保管センターを7拠点に拡大・3000台受け入れ可能に

千葉豪雨の被災車両をタウが受け入れ
千葉豪雨の被災車両をタウが受け入れ全 1 枚

損害車のリユース事業を展開する株式会社タウが、8月13日に千葉県で発生した線状降水帯による豪雨被害を受け、新たに5か所の車両保管サービスセンターを開設した。

既に稼働していた柏市・野田市の車両保管センターと合わせ、計7拠点体制となり、被災車両の受け入れ・引取体制を強化している。8月28日時点で、被災車両の引取依頼台数は500台を超えた。

■被害規模と引取見込み

タウは、今回の線状降水帯の影響による被害車両を約1万8000台(8月18日時点、各所へのヒアリングに基づく自社調べ)と見込んでいる。

新たに増設したサービスセンターは千葉市や長南町など5か所で、引き取った車両の一時保管に活用される。最終的には約3000台の引取りに対応する見込みだ。

■被災者向けサポート

土砂や豪雨で被災した車両は、時間の経過とともにサビやカビが進行するため、修理か売却かの早期判断が求められる。

タウは24時間365日対応の「ご売却相談ダイヤル」を設けているほか、2021年5月に特許を取得した「水害車売却シミュレーター」を提供している。このシミュレーターでは、水没・浸水による故障車のおよその買取金額を確認できる。

■会社概要

タウは1997年6月設立。日本国内で年間約250万台発生するとされる廃棄車両(損害車)を買い取り、独自のインターネットシステムを通じて世界125か国以上へ販売している。売上高は477億円(2025年9月期)、社員数は732名(2025年9月末)。循環型社会の実現を目指し、損害車リユース事業を世界規模で展開している。

《森脇稔》

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