マーレ、5つの世界初公開製品をアウトメカニカ2026で発表へ…デジタル整備エコシステムを強化

マーレ、5つの世界初公開製品をアウトメカニカ2026で発表へ…デジタル整備エコシステムを強化
マーレ、5つの世界初公開製品をアウトメカニカ2026で発表へ…デジタル整備エコシステムを強化全 3 枚

自動車部品大手のマーレ(MAHLE)は、9月8日から12日にドイツ・フランクフルトで開催される国際自動車アフターマーケット見本市「アウトメカニカ フランクフルト 2026」において、5つの世界初公開製品・サービスを発表する。

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マーレ ライフスタイル&モビリティ事業部は「Your Growth. Our Expertise.(お客様の成長を私たちの専門技術で支えます)」をモットーに掲げ、独立系整備工場やディストリビューター向けのデジタルエコシステムをさらに強化する。同社はホール9に約400m²のブースを構え、最新ソリューションを紹介する。

■世界初公開1:「MAHLE Workshop Portal」

技術情報、専門知識、AIを活用した機能、各種デジタルサービスを統合したプロフェッショナル向けデジタルプラットフォームだ。統合チケットシステムにより、整備士はマーレの専門家へ直接技術的な問い合わせを送信でき、迅速なサポートを受けられる。

新搭載のAIアシスタント「MIA(MAHLE Intelligent Assistant)」が情報・製品検索を支援するほか、トレーニング受講や製品購入に応じて特典が付与されるボーナスプログラムも用意されている。スマートフォン、タブレット、デスクトップPCに対応したレスポンシブデザインを採用している。

■世界初公開2:「MAHLE Climate Expert」

独立系整備工場向けの新ワークショップコンセプトで、空調・サーマルマネジメント分野での専門性強化と市場認知度向上を支援する。加盟工場はプロフェッショナルなブランドイメージの活用、専用オンライン予約ページの利用、デジタルキャンペーンや検索エンジンマーケティング(SEM)による新規顧客獲得支援などを受けられる。定期的なトレーニングプログラムにより、継続的な専門性向上と新たなサービス収益の創出も後押しする。

■世界初公開3:「ArcticPRO」新世代モデル

エアコンサービス機器「ArcticPRO」の完全再設計モデルで、4段階のパフォーマンスレベルから整備工場の規模に応じて選択できる。冷媒R134a、R1234yf、R444A、R456Aに対応し、AIを活用した全自動サービスプロセスを搭載。最大10インチの大型タッチスクリーンと内蔵の音声・動画チュートリアルにより、操作性とトレーニング効率を大幅に向上させた。コネクティビティ機能と自動ソフトウェアアップデートにも対応する。

■世界初公開4:「MAHLE Mobile Service」

専用設備を搭載した車両で顧客の現場に出向き、整備・修理サービスを直接提供する新コンセプトだ。オイル交換、ブレーキ整備、車両点検、故障診断、ソフトウェアアップデート、スターターバッテリーの交換・点検、軽微な電気系統の修理、エアコンサービス、高電圧バッテリーの診断まで幅広いサービスに対応する。整備工場が新たな顧客層へアプローチできるビジネスモデルの構築を支援する。

■世界初公開5:「CareMetix Natural」

フィルターろ材に羊毛を初採用したキャビンエアフィルターで、ろ過性能を維持しながらカーボンフットプリントの削減を実現した。粒子状物質や汚染物質の除去に加え、揮発性有機化合物(VOC)も低減し、車内にクリーンで臭いの少ない空気環境を提供する。マイクロプラスチックの発生要因となり得る素材の使用削減にも寄与し、長寿命かつ高い性能を発揮するよう設計されている。

なお、マーレグループは世界約6万4000名の従業員を127の生産拠点と11のテクノロジーセンターに配置し、28カ国に拠点を置く。2025年の売上高は約113億ユーロを計上した。

《森脇稔》

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