メルセデスベンツ『Sクラス』改良新型、直列6気筒ガソリン「S 500」追加…1708万円から

メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)
メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)全 4 枚

メルセデス・ベンツ日本は、改良新型『Sクラス』に「S 500 4MATIC (ISG)」および「S 500 4MATIC long (ISG)」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。価格は1708万円からだ。

【画像】メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)

■パワートレイン

搭載される直列6気筒ガソリンエンジン(M 256 Evo)は、部分負荷領域でのトルク増加によりダイナミックな応答性を実現している。定格トルクは最大600N・mに向上し、追い越しや加速などの特定走行状況では短時間トルクを増加させる「オーバートルク」機能により最大640N・mを発揮する。

これらの改良は、高出力化された電動アシストコンプレッサー、吸排気ポートを最適化したシリンダーヘッド、改良されたインテークカムシャフトによるものだ。燃焼プロセスおよび排気後処理の最適化に加え、追加の遮音対策によりNVH(騒音・振動・ハーシュネス)特性も改善され、よりスムーズで静粛性に優れたドライビング体験を実現している。

■エクステリアデザイン

メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)

フロントマスクでは、従来比約20%拡大された大型ラジエターグリルが最大の特徴だ。クローム仕上げのルーバーは従来の3本から4本へと変更され、クローム仕上げのスターパターンとともに格調高いデザインとなっている。Sクラス史上初めてイルミネーテッドラジエターグリルを採用し、スターデザインをあしらったDIGITALライトとともに存在感を高めている。

サイドには「Mercedes-Benz」のレタリングが浮き出る新デザインのブランドロゴプロジェクターライトを採用(S 500 4MATIC (ISG) はオプション設定)。リアには片側3つのスターデザインを持つ新型リアコンビネーションランプを採用し、トランクリッドのトリムストリップはクローム仕上げとなった。

■インテリアデザイン

メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)

新設計のインストルメントパネル、ドアトリム、センターコンソールにより、デジタルとアナログのラグジュアリーを融合した室内空間を実現している。標準装備の「MBUXスーパースクリーン」はメディアディスプレイ14.4インチ、助手席用ディスプレイ12.3インチで構成される。ステアリングには一部に物理ボタンを採用し、操作性を向上させた。

空調面では、デジタル・ベント・コントロールと先進的なエナジャイジングエアコントロールを採用。新しい電動フィルターは食卓塩の粒子より最大1200倍微細な粒子もイオン化して除去し、約90秒ごとに車内の空気を浄化する。内装色には新色「ビーチブラウン/ブラック」を追加し、前席にはシートヒーターと連動するヒーテッドシートベルトも採用している。

メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)メルセデスベンツ S 500 4MATIC long(ISG)

■MB.OSと第4世代MBUX

改良新型Sクラスには、メルセデス・ベンツが自社開発したオペレーティングシステム「MB.OS」を搭載する。インフォテイメントから運転支援、ドライビングパフォーマンスまで車両機能を統合し、OTA(Over-The-Air)による無線アップデートにも対応する。

第4世代MBUXのナビゲーションはGoogleとのパートナーシップのもと開発され、Google Mapsを統合した「MBUXナビゲーション」を採用。バーチャルアシスタントはChatGPT、Microsoft Bing、Google Geminiを統合した生成AIにより自然な会話を実現する。また、車両と周辺環境の3Dビューをリアルタイムで表示する「MBUXサラウンドナビゲーション」も搭載している。

《森脇稔》

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