サウジアラビア初の自動車メーカーであり、同国初のEVブランドであるCEERは、セダンとSUVの『EXOBOT』を発表した。
【画像】サウジ初のEVブランド「CEER」の『EXOBOT』
CEER製造複合施設(CMC)で開催されたワールドプレミアで、フラッグシップモデルの製品デザインや性能に関する情報を明らかにした。
EXOBOTはCEER初のフラッグシップモデルで、2030年までに計画されている7車種ラインナップの第一弾に位置づけられる。車両はサウジアラビアのキング・アブドゥッラー経済都市(KAEC)のCMCで製造する。CMCは中東最大規模で、技術的に先進的な施設の一つとされる。
サウジ初のEVブランド「CEER」の『EXOBOT』
ボディはセダンとSUVの2種類。サウジアラビアの風景や文化に着想を得たデザインを掲げ、現地で設計・開発し、同国の環境条件に合わせて調整したという。
サイズは、EXOBOTセダンが全長5.26m、全幅2.1m、全高1.43m。EXOBOT SUVは全長5.02m、全幅2.1m、全高1.69mとした。
EXOBOTには、乗用車としてこれまでに製造された中で最大のフロントガラスが採用される予定。その長さは2.4mで、15度の傾斜角を設定した。さらに、サウジアラビア統一の王国化に着想を得た32本のバーからなるシグネチャーライトなどを特徴に挙げた。
サウジ初のEVブランド「CEER」の『EXOBOT』パフォーマンス面では、3モーター式全輪駆動の完全電動アーキテクチャを基盤とする。最高仕様では最大1111馬力と1500Nmのトルクを引き出す。ロースタンス仕様のセダンは0から100km/hまで2.1秒、最高速度250km/h。SUVは0から100km/hまで2.4秒、最高速度210km/hとした。
酷暑や強い日差し、長距離走行を想定した地域向け設計も導入する。車内温度は10分以内に65度から32度に下げることができる。
運転支援や操作系では、ステア・バイ・ワイヤ技術を採用し、ステアリング可動範囲を400度から160度に縮小したとした。後輪操舵システムも搭載する。
サウジ初のEVブランド「CEER」の『EXOBOT』車内のデジタル機能として、8K解像度の48インチ・ピラー・トゥ・ピラー曲面のデジタル・ホライズン・ディスプレイ、10.4インチのセントラル・コントロール・スクリーン、8インチの後席用ディスプレイを挙げた。音響はSoundStage Audioテクノロジーを採用し、OTAによる継続的なアップデートにも対応する。
また、スマートウォッチと連携したデジタルキーから旅が始まるとして、CEERアプリとの連携も図られた。
さらに、EXOBOTはセル・トゥ・パック方式のバッテリー技術、7つのエアバッグ、強化アルミニウム鋳造や押出成形のスペースフレーム技術などを含む安全性を掲げた。
CEERはEXOBOTコレクションとして「EXOBOT First Edition」から展開し、続いて「EXOBOT PLUS」を投入する計画だ。




