アイコップ・テクノロジー(ICOP TECHNOLOGY)は、11月18~20日にパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2026」に出展する。産業用組込みコンピューターを中心に、長期供給や生産終了(EOL)時の製品置き換えに対応するソリューションを紹介する。
同社は、産業向け組込みコンピューターを手がける企業だ。今回の展示では、Edge AI(エッジAI)や産業用ネットワーク技術「EtherCAT」など、産業現場のニーズに対応する製品・技術を紹介する。
●産業用IoTや画像処理に対応する組込みボード
展示製品のひとつが、NXP製プロセッサ「i.MX 8M Mini」を搭載した組込みボード「NX8MM-35」だ。
クアッドコアのCortex-A53プロセッサを採用し、最大4GBのLPDDR4メモリ、64GBのeMMCに対応する。映像出力用のLVDS、HDMI、カメラ接続用のMIPI-CSIに加え、GLAN、USB、COMなど多様な入出力インターフェースを備える。
コンパクトな産業用組込みコンピューターで、産業用IoT、エッジAI、画像処理などの用途を想定している。
●15インチの産業用パネルPCも展示
「PPC-150P-TGL」は、インテル製Tiger Lake世代のCore i5-1135G7プロセッサを搭載した15インチの産業用パネルPCだ。
解像度1024×768の静電容量式タッチパネルを採用。2.5GbE、GLAN、HDMI、DP、USB、RS-232/422/485などのインターフェースを備える。ファンレス設計を採用し、前面パネルはIP65の防塵・防水性能に対応する。
スマートファクトリーやHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)、設備監視など、産業現場での利用を想定している。
●第13世代Core i5搭載のファンレスPC
もうひとつの展示製品「EBOX-RTL-1335U」は、インテル製第13世代Core i5-1335Uプロセッサを搭載したコンパクトな産業用ボックスPCだ。
最大64GBのDDR5メモリに対応し、最大4画面への4K HDR映像出力が可能。最大4ポートの2.5GbEに加え、COM、USB、M.2拡張スロットなどを備える。電源入力は12~36V DCに対応。ファンレス設計により、産業現場での安定した運用を支援する。
ファクトリーオートメーション、エッジコンピューティング、IoTなど、幅広い産業用途を想定している。
●長期供給とEOL対応も提案
アイコップ・テクノロジーは、産業用組込みコンピューターの長期供給や、EOL(End of Life、生産終了)に伴う製品置き換えへの対応も訴求する。
産業用設備では、コンピューターや制御機器を長期間使用するケースがある。採用した部品や製品が生産終了となった場合、代替製品への移行が課題となる。同社はこうした産業現場のニーズに対応するソリューションを紹介する予定だ。
EdgeTech+ 2026は、組込みシステムやエッジコンピューティングを中心に、AI、IoT、セキュリティなどの技術を紹介する展示会だ。会期は11月18~20日。会場はパシフィコ横浜で、アイコップ・テクノロジーは台湾パビリオン内のブース「CG-10」に出展する。




