ドゥカティ『パニガーレV4 R』を駆るSDG Team KAGAYAMAの水野涼選手が、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスのシリーズチャンピオンを獲得した。外国メーカーが日本の国内最高峰カテゴリーでタイトルを手にするのは史上初となる。
【画像】SDG Team KAGAYAMA 水野涼選手とパニガーレV4 R
タイトルが確定したのは2026年10月24日、鈴鹿サーキットで行われた最終戦のレース1。水野選手はそのレースで勝利を収め、1レースを残してチャンピオンを決定づけた。シーズンを通じて圧倒的な速さを発揮した水野選手は、全10戦中8勝という成績でシリーズを支配した。
ドゥカティ『パニガーレV4 R』を駆るSDG Team KAGAYAMA 水野涼選手
この日本での快挙は、ドゥカティにとって2026年シーズンの輝かしい戦績にさらなる1ページを加えるものとなった。スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)ではニコロ・ブレガ選手がパニガーレV4 Rで36レース中32勝・4回の2位という驚異的な成績で世界王者の座を獲得。アジアではハフィズ・シャリン選手がアジアスーパーバイク選手権を2年連続で制覇し、オーストラリアではハリソン・ヴォイト選手がオーストラリアスーパーバイク選手権を制した。
ヨーロッパでもカイル・ライド選手がブリティッシュ・スーパーバイク選手権(BSB)、ルーカス・トゥロヴィッチ選手がドイツEuroMotoスーパーバイク選手権でそれぞれタイトルを獲得している。
ドゥカティ『パニガーレV4 R』を駆るSDG Team KAGAYAMA 水野涼選手日本での活動はドゥカティの国内正規販売店ネットワークにも支えられた。ドゥカティ浜松、ドゥカティ札幌、ドゥカティ京都がTeam KAGAYAMAのスポンサーとして支援し、ドゥカティ大阪イーストは専用展示エリアやMeet&Greetイベントなどを通じて選手権の主要イベントを盛り上げた。
ドゥカティにとって市販車ベースのレース活動は、スーパーバイクおよびスーパースポーツ両カテゴリーにおけるモータースポーツ戦略の中核を担っており、今回の全日本タイトル獲得はその技術力とレースDNAを改めて示す結果となった。




