日産自動車は、11月3日に米国ラスベガスで開幕するSEMA 2026において『セントラ スペックV コンセプト』を初公開する。
このコンセプトカーは、『セントラ SE-R』が北米市場に登場してから35周年を記念して制作されたものだ。セントラ SE-Rは、米自動車専門誌『Car and Driver』が「真のスポーツセダン」と評したモデルで、輸入車シーンで熱狂的な支持を集めた。セントラ スペックV コンセプトは、そのファンコミュニティへのトリビュートとして位置づけられている。
■エンジン・パワートレイン
日産セントラ スペックV コンセプト
エンジンはターボチャージャー付き2.0リッターのMR20DDで、300hpを発生する。圧縮比は10対1で、MR16DDTのクランクシャフトサポートガードルやバランスシャフト除去などの内部改造が施されている。
コンロッドにはカリロ製、ピストンにはJEピストンズ製を採用。ギャレット製フロントマウントインタークーラーおよびギャレット G25-550ターボチャージャーを組み合わせる。燃料系にはAEM製400lphインタンク燃料ポンプを使用し、ジム・ウルフ・テクノロジーズ製カスタムマニホールドスペーサーによる補助ポートインジェクション(ボッシュ EV14 550cc)も備える。
トランスミッションは、『ジューク ニスモ RS』の6速マニュアル(RS6F94R)をベースに改造したもので、ヘリカルLSDを内蔵する。センターフォース製軽量フライホイールとFX350クラッチキット、ハイブリッド・レーシング製ショートシフターアセンブリも組み合わせる。
■エクステリア・インテリア
日産セントラ スペックV コンセプトボディにはボメックス製ワイドボディキットを採用し、R35『GT-Rニスモ』のリアスポイラーを装着する。フードはカスタムベンテッド仕様で機能的なインテークインレットを備え、サイド出しカスタムエキゾーストも特徴だ。
室内にはR35 GT-Rニスモのレカロ製フロントシートを移植し、ニスモ製ステアリングホイールやカスタムシートベルトハーネスバーを装備する。
■サスペンション・ホイール・ブレーキ
日産セントラ スペックV コンセプトサスペンションは市販のニスモ セントラ用コイルオーバーをベースにしたカスタムトラック仕様で、外部リザーバー付きフロントショック、トラックスペックのダンピングプロファイルと強化スプリングレートを採用。ニスモ製スタビライザーバーセットも組み合わせる。
ホイールはニスモ LM-RS1の19x9.5鍛造品で、タイヤはヨコハマ ADVAN NEOVA AD09の265/35R19を装着する。
ブレーキはR35 GT-Rニスモのブレンボ製コンバージョンキットを採用。フロントは6ピストンキャリパーと390mm(15.35in)フルフローティング・クロスドリルド・2ピースローター、リアは4ピストンキャリパーと380mm(15.0in)同仕様のローターを組み合わせる。




